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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

大坂なおみ選手が取材拒否で全仏棄権でも温かく見守りたい

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f:id:o-kenya777:20210601224600j:plain全仏を大坂なおみ選手は棄権にしましたが、これも本人にとっては良い選択だったよ

うに勝手に思っています。彼女は世界の中でもトップの女性アスリートさん。自分と

しては甚だ勝手ながら彼女が活躍するのを非常に嬉しく、頑張ってほしい!と思って

いました。2018年に最初にグランドスラムで優勝した時から非常にはにかみ屋の感じ

を自分で思ってした。その後もグランドスラムで3回優勝、全4回優勝は本当に凄い!

としか言いようがない。今年で23歳、まだまだこれから先のある選手さんです。

 

全米で優勝した2018年以降も自分の受け取った感じでは調子に波があり、それは全て

精神面のことだろうと思っていました。全米で優勝する前にはコーチも代わり、精神

的に大きく変わったことが報じられていたためです。生まれは大阪のようですが、彼

女は人種差別のような嫌な経験は相当受けたであろうと思っています。ですから国籍

を選ぶ際も日本にしたんじゃないか、そんな受け取り方をしていました。実際に米国

では、かなり苦労があったんじゃないかと。

 

そして、試合後のインタービューを拒否ということで協会から罰金制裁が出ると聞き、

「まずいことになってきた」と思っていたわけです。大坂女史が試合後のインタビュ

ーを拒否した理由も自分は分かる気がしていました。実際に彼女がインタビューで嫌

な経験を何度もしているのを知っていたので。多分、それでブチ切れたんじゃないか

と、そんな風にです。それでも欧米は契約の国ですから、契約にインタビューをする

ことなっていれば、それを破れば罰があるのは当然のことです。彼女もSNSで過激な

ことも言ってしまったようですが、そこはプロなので周囲の近しいスタッフ等が配慮

していれば、大きな問題にならなかったかもです。それでも、そこを気にして非常に

精神的に不安定になっていれば、試合に影響を及ぼすのはもう目に見えています。

 

彼女はそういうタイプなので。テニスの有名選手が罰金を食らうのは結構よくある話

です。そして精神的に1時期不安定になっていてもすぐに立ち直り、良い試合をする

ことが出来るプロが多々います。それは自分自身でしっかり管理出来てる選手もいる

でしょうし、近しいスタッフがサポートしてくれている場合も多いのだと思います。

世界的なアスリートは皆そんな自己管理をしているはずです。それでも思いの他

センシティブ(これは自分は今までの育ちからして当然だと思っていますが)な

大坂女史は今回ブチ切れて我慢出来ずに、こんな結果になった感じがしています。

これは良いことではないです、でも、自分は理解が出来ます。賛同は微妙(大人な

ので)ですが、わかる気がするんです。

 

そんなわけでもう勝手に向こうの報道関係者は「このまま引退もあり得る」なんてい

う余計なコメントを出していますが、自分は彼女を温かく見守りたい。だってまだ

23歳です。テニスプレーヤーとしては年齢的にもこれからです。実際、品のないイン

タビューアーは出来り禁止にしてほしいぐらい。こちらが見ていても本当に不快。

世界中に叩かれた例もありましたが、インディ500で優勝した佐藤琢磨選手も有名な

あちらの報道関係者に「認めない」とか言われたことがありましたよね。もう、根っ

からそう言う方がいるのが欧米、こういうスポーツの世界なわけです。そうそう、最

初の頃、あ、今もかな、大好きな大リーグの大谷選手もかなり叩いていて輩、いまし

たよね。そんなわけで大坂女史にも甘い私かもですが、気持ちはよく分かるんです。

取材拒否の。そして、それがルールとして許されないのも分かる。是非是非、大坂選

手も自分を壊すことなく、サバイバルしてほしい。絶対にそれは出来るはずなので。

ですから、今は試合もしないでじっくり休んでほしい。そう思います。