【共同通信、8月27日午後9時】
政府が中央省庁の情報システムを統合するため昨年10月に開始した「共通プラットフォーム」の運用を打ち切ることが27日、総務省などへの取材で分かった。約720件ある政府情報システムのうち利用は約40件と低迷。総務省が今年6月、各省庁に来年度以降の受け入れ中止を通知した。年間予算約100億円を見込んだ事業は開始から1年持たずに頓挫した。
現在の「第2期」共通プラットフォームは、今年9月に発足するデジタル庁の新しいシステムには引き継がず、数年の移行期間を経て廃止される。政府共通システムはデジタル庁で一から作り直すことになる。
この時期、それほど目立ちませんが自分は、かなり気になって取り上げました。国の中
央官庁の情報統合は非常に重要で、なおかつニーズもあると勝手に思っていました。民
間企業では比重に重要で大手では必須のはずです。それが700件以上もある情報システ
ムのうち、40件のシステムしか利用されていなかった原因はどこにあったのか、が非常
に気になります。システム構築は現状分析からですから、非常に手間がかかります。そ
こも実態を把握出来て、システム構築がなされていたのか、の部分です。要は必要な
情報システムになっていたのか、という点です。
2つ目はっ必要な情報かもだけど、使ってる余裕がない、と言う場合。これも可能性と
しては雰囲気的かなりありそうな感じです。もう、仕事のやり方を変えない。慣例に従
うがお役所仕事の基本なので。時代が穏やかな時期はそれでも良かったと思いますが
こんな混とんとして時代では、それを変えていないと対応しきれないはずです。
そういうのをやっていけるお役所の方々はどれだけいるかが全然分かっていません。
そうなると折角の良いアイデアも死んでいまう危険性もあるわけです。それでも今回は
既に駄目だと判断して、仕切り直しのようですから、まだいいかもしれません。
予算は年間約100億円。民間からしてみれば莫大な費用にも思えますが、中央官庁の
方々はそう思ってないかもです。予算に対する感覚が全然違うので。すべて賃金の低い
一般国民からの血税ですので、そういう扱いにしてほしいです。まだ、発足もしてない
デジタル庁がゼロから立ち上げのようですが是非とも使えるシステムに!!!