気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

乳幼児向けパンで窒息の件

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コロナから始まり、こんな暗い世の中はないんじゃないかと毎日思っていますが、それ

で嘆いても何も変わらないことも分かっていますので出来るだけ、前に向きに出来るだ

け笑って生活しようと思っている昨今です。さて、今日は乳幼児用のパンを食べて喉に

詰まらせて亡くなると本当に悲しいお話についてです。何を言いたいのかと言いますと

危険回避を確実にするためには、どうすべきだったかという内容です。親が虐待で自分

の子供を殺してしまうと言う、相当悲惨なニュースも頻繁に出ていますし、大きな目で

見れば今は出生率も低く、お子様を産むと言う行為は本当に重要で、ある時に田舎にい

たおばあちゃんがほぼ子供の顔を最近見たことがないと言ったことを思うと、いかに

子供さんが少ない世の中かが、はっきりとわかると思います。

 

さて、乳幼児用のパンの事故に戻ります。今回のニュースは国民生活センターへ通報が

あった例ですから実際は更にあったと想定されます。今回起きた不幸な事故は10か月と

11か月のお子様です。不幸なことに10か月のお子様は窒息で亡くなっています。センタ

ーの見解では商品の大きさや硬さに問題があったとしていますし、当該企業では事故を

受けて対象年齢を10カ月ごろから1歳以上へと変更し、今後、パンを軟らかくしたり、

一口で口に入れられない大きさに変更したりする、としていますが、変更したりすると

いう言い方は「今後」と言う意味に取れるので、自分の感覚では「仕様を早急に変更

して、それから再販でしょ」と思っているので、どうも対象企業の対応が遅い感じが拭

えていません。事の重大さからすれば、それが企業としての対応だろ、と思うわけで

す。事が人間の死亡、ましてやお子様が対象ならなおのことです。

 

残念に思うのがパンのパッケージには最初から、対象月齢を「10カ月頃から」と記載

し、「のどに詰まらせないために子どもが横になっているときやおんぶしているときは

与えないこと」「月齢はあくまで目安」「うまく飲み込めないことがありますので…」

等の記載があったということですから、危険性のあるパンであったことは企業サイド

が発売当初から気付いていた、と言う点です。意見は色々あるとは思いますが子供を育

てた経験がある者からすれば、子供は本当に何をするか分からないので絶対に危険では

ない物を与えるが基本ルールと思っているわけです。

 

そして、死亡事故後、当該企業は、対象月齢を表記せず、「かみきる力の弱い乳幼児や

高齢者の方などが、1個丸ごと口に入れた場合に『のど』に詰まらせるおそれがありま

すのでご注意ください」と表記し、「1歳頃からご使用いただけますが、月齢はあくま

で目安」「上手く飲み込めないこともありますので、飲み込み終わるまで必ず注意して

見守ってあげてください」とパッケージの表記を変更したということですが、これでは

死亡事故を防ぐには完全に不十分だろと自分は思います。何故なら子供は大人が全然

想像もしないことをするからです。それが子供なので、としか言いようがない。

 

現状、このパンは販売中止になることもなく、販売し続けてると言いますから、親御さ

んから見れば本当に恐いお話だし、いくら法律上販売中止に出来ないからと言っても

売り続けている企業の姿勢も「?」なわけです。とりあえず。