日刊ゲンダイで掲載された表記記事について意見を言います。
【日刊ゲンダイ 10月23日】
金融庁19年発表「老後2000万円不足」問題が…今は「1200万円」に縮小のナゼ
「年金だけでは老後の生活資金が2000万円不足する」――2019年に金融庁がまとめた報告書で火がついた「老後2000万円問題」。最近はあまり聞かないが、23日の朝日新聞によると、今は「1200万円問題」に縮小しているというから朗報だ。19年の「2000万円問題」では、17年の家計調査を基に、無職の高齢夫婦の毎月の収入から支出を差し引くと、5万4000円の赤字と計算。これが30年間続くと不足額は約2000万円に達する。
しかし、これを19年のデータで計算し直すと、収入は3万円増えたのに対して支出は7000円しか増えていないため、30年間の不足額は約1200万円に縮小するという。また、20年以降は新型コロナ禍による外出自粛などにより、支出が大幅に減少。現在のような生活を続ければ、不足額はさらに少なくなる。ホッと胸をなで下ろしている年金生活者も多いのでは?
自分はもう年金生活者ですから完全に当事者で、2000万円問題が出た際に主だった閣僚
はそれに対して反論をしましたし、ポーズだったかもですが、麻生大臣はその内容を承
認しなかったとさえ報道されました。まあ、マスコミ報道は正確に報道していない場合
が多いのでその内容の精査が問われたりしますが。今回の報道、多分記事を書いたご本
人は年金なんてまだ関係のない方とお見受けしました。何故なら、こんな記事では年金
受給者は誰も安心なんてするはずもないです。だって条件設定を変えて算出した、あく
までも計算であって、その結果をもって、自分の生活は安泰だなんて、誰も思わないか
らです。少しだけ考えてもそんなのはすぐに分かるはず。
第一に年金がこのままの状態で受給し続けられるかが分かっていないし、個々の家庭の
支出は個々でバラバラで平均家庭ではという条件設定では、自分が平均家庭でない場合
はそれから外れる訳で当然の話です。要は変動要素が多々あるのが実態です。はっきり
言えるのは現状の年金だけでは老後の新倍をせずに生活出来る家庭は、あまりないと言
うことでしょう。ここは国は明言してないですから。もう前政権では大ウソつきのお話
です。あの文字の付く政治家さんは大噓つきなので。笑。まあ、そんなの言っても仕方
がない訳ですが、日本人は本当に怒らない。旧のGHQがそういう活動をしていたとい
う話も耳にしてますので、そうかもしれません。自分の首が絞めつけられても抵抗も反
抗もしないって、なんなのでしょうね。