もうイモラのF1でレッドブルが1,2位フィニッシュ!本当に嬉しいニュースです。気
分も明るくなるというものです。フェルスタッペンは去年の結果を見ても運も取り込ん
で超一流のドライバーなのも間違いないですし、ぺレスも昨年最終レースのハミルトン
を抑え込んだレーステクニックは感動もので、1回で大好きになったドライバーです。
そして今回、正式名称「F1エミリア・ロマーニャGP」でワンツーフィニッシュ!良い
ですねぇ、なんせエンジンはホンダです。嬉しいなんてもんじゃないです。非常に嬉し
い。まあ、メーカーとしての正式参戦ではないですが、エンジンがそのまま使われて
レッドブルでコントロールされているのが非常に嬉しいわけです。レッドブルの1-2は
2016年のマレーシアGP以来、実に6年ぶり。嬉しいです!
過去3戦で延べ3台がリタイヤをしていますから、劣勢なんてもんじゃなかったレッド
ブルですがリスクを負ってアップグレードする決断をし、それがこの結果になったよ
うです。逆に言えば、競合のフェラーリの壁はそれほどまでに高かったと言えます。
マシーンRB18は軽量化がなされ、冷却性能が強化されたリアブレーキを搭載。そして
、空力性能が引き上げられたマシーン。舞台裏で開発に取り組むメンバー達の努力に
よるものだったようです。こういうチャレンジをして戦うレッドブルの姿が本当に好
きです。
少しだけ余談ですが、今回のF1の模様を見ても、マシーンが何故か上下動が激しく見え
ていました。「あれ?」と思って見ていましたし、「あれじゃスピードも上がらない
し、マシーンは安定していないだろ」と思いました。まあ、所詮、素人ですから、と
思っていたら、この問題は今のF1でも大問題になっていることを知りました。要は絶不
調のメルセデスは、この「ポーパシング」または「バウンシング」と呼ばれるこの現象
が大不調の原因の1つのようです。小型のイルカ(=ポーパス)のようにマシンが跳ね
る(=バウンス)ことからそれぞれの呼び名がついたそうです。単純には空力構造で
下側の負圧を作ってマシーンを安定させているわけですが、これが上手くいってない
ようです。やはり技術的にかなり難しいことがあるんですね。そう思いました。
いずれにしても今回のイモラは見ていてレッドブルが圧勝で嬉しい限りです。チャレン
ジ精神を絶対に忘れないレッドブル。これからの躍進に大いに期待しています。