もう呆れて物が言えないと思った今日のニュース。ツイッターに「死ね」という趣旨の
投稿をした男性弁護士を日本弁護士連合会が取り消しを決定した話です。気付てる方も
いると思いますし、全員がそうじゃないと信じたいのですが、弁護士会なんてこんなも
のなのです。断言して言いますが、「弁護士は絶対に正義の味方なんかじゃない!」
そういうことなんですよね。これは離婚の時にそう思いました。はっきり言えば、こ
の時には自分は離婚も仕方がないと思っていたわけですが、相手側の感情も関係ないし
あえて失礼な対応を相手の弁護士がしたために、千葉県の弁護士会にクレームを言った
わけです。ところが弁護士会は実質、クレームを受けるシステムになっていないので
す。郵送で書類を送っても、ほぼ意味がない。そういうことなんですよね。形だけは
そういう形にしてあるんです。でもほぼ意味がない。もっと言えば日本弁護士会自体に
クレームを受ける場所もない。
色々理由があるとしても、それが弁護士だと自分は思ってます。今回の件、ニュースを
見てみましょう。
【毎日新聞 5月26日】
ツイッターに「死ね」という趣旨の投稿をしたとして、大阪弁護士会所属の男性弁護士(35)に同会が下した懲戒処分について、日本弁護士連合会が取り消しを決定した。17日付。
男性は2019~20年、ツイッターに「弁護士に金払わなくて平気な奴は人殺しと同じだよ」「弁護士費用を踏み倒す奴はタヒね!」などと投稿した。「タヒ」は横に並べると「死」と読めるネットスラングで、大阪弁護士会は21年3月、投稿が品位を損なうとして、戒告の懲戒処分とした。男性は処分を不服として日弁連の懲戒委員会に審査請求していた。
日弁連は「弁護士報酬を踏み倒す依頼者は許されないという意見自体は妥当」と指摘。「軽薄で下品な表現だが、私的な発言は表現の自由の対象として広く許されるべきだ」と判断し、処分を取り消した。男性は取材に「妥当な結論だと思っている」と語った。【安元久美子】
読んでどうでしょうか。弁護士会の今回の「品位がない」と言う意見も大反対。時代が
違うとしても「死ね」は我々には禁句なのです。そう絶対に言ってはいけない言葉。
外に出しても他人に言っても絶対にいけない言葉。それを弁護士会が私的な発言として
広く許されるって、いったい何なのでしょう?時代は変わったとしてもこんな意識で弁
護士が活動してるなんて、もう唖然として開いた口が閉じません。そして本人が今回の
「妥当な結論」というのも突っ込んで言えば、可哀想とまで思えてきます。前々から
思っていましたが、日本医師会も日本弁護士会もこんな程度。国自体がどんどん朽ちて
いっているのが確実です。