MSNのネットニュースで2018年に高校3年生であったバレーボール部員であった17歳の
男の子が顧問教師からの部活時の虐待からで自死した話を見ました。内容とすれば、
岩手県教育委員会が、この24日、2015~18年度にバレー部の複数の部員に対し、不適
切な言動があったと言う理由で、顧問を務めていた男性教諭(45)を同日付で懲戒免
職にし、この期間に同校の副校長だった5人を戒告処分にした、と言うニュースです。
不適切な言動の内容は「使えない」「バカ」「アホ」とか。どうも部活中に普通に言っ
ていた感じです。
更に亡くなった生徒に対して、亡くなる1か月前から「脳みそ入ってんのか」「背は一
番でかいのにプレーは一番下手だな」から「部活やめろって言ってるんだ」までとか。
これが本当だとしたら、精神が不安定な17歳の子に言ったら、どうなるかは、先生な
ら普通は分かるはずです。どういう先生か全然分かりませんが、45歳なら。もうベテ
ランの域。絶対に口に出してはいけないことを指導する先生が生徒に言い、それが
原因で亡くなった経緯のようです。
この情報が正しいと仮定して、自分が言いたいのは罪を完全に犯してしまった先生に
対する処分が何故こんなに時間を要するのか、が第一です。今は2022年の6月下旬。
生徒が亡くなったのが18年の7月。ほぼ4年近くもこんな大きな問題解決に時間を要し
て、同じような問題が絶対に起きないような対処をいつから出来ていたのか、が
本当に気になります。だって、裁判でもないんですよ、これは。この学校だけが
遅いと言うつもりもなく、一般的に学校も教育委員会もお役所も緊急の場合の対応が
本当に遅すぎです。遅すぎの意味は同様の事故を絶対にと思えるほど、確実な対策を
とるためには、急ぐ必要があるからです。
そう、想像出来てない学校での生徒のトラブルはいつ起こるか分からないので、急ぐ
必要が絶対にあります。そう考えるともし、トラブルの責任がどこにあるかが分から
ないと対応しないとしたら、それは大問題です。失礼な言い方になりますが、関係
書類のチェックや承認等もかなりの手間ですし、それは問題の対応に関しては直接
関係ない場合が多いと自分は思っています。ですから、そんな意味でも関係部署、
関係する方の承認等は本当に短時間で済ませる必要があります。今回の岩手の話で
なく、もう全国的にです。当たってない部分もあるかもですが、ともかく今回のよ
うな悲惨な問題の対応は絶対に短時間で対応すべきと強く思っています。