余り良いニュースもなかったので、またまたブログを更新していなかったのですが、
今日読んで、何か違和感を持ったニュースがあったので少し触れようと思います。そ
れは、子供への食べ物の無理強いの話です。そこにはこれを「食ハラ」と書いてあった
のですが、この表現もあまり好きじゃないので、余り使わないことにしておきます。
自分の家は母親方の祖父母の家のすぐ隣だったので、おばあちゃんの家に行けば、食べ
たい物がどんどん出てきて、それはかなり嬉しい状況のように思っていました。前にも
触れたように母親方のばあちゃんは、料理が本当に上手で何でも美味しかった。
自分が生まれたのは昭和32年、1957年で当時は岩手ではお茶うけに漬物が普通にテー
ブルの上に置いてあって、これがめちゃめちゃ美味しい。はっきり言ってばあちゃん
の家で漬物はガンガン、子供の頃から食べていました。お漬物はタクアンとキュウリ
の古漬けと言うやつです。これはばあちゃんちの大きな木樽で漬けたものなので、め
ちゃめちゃ美味しい。未だにこれと同等の漬物には、あまり出会ったことがないので
す。そんな意味でもほとんど添加剤の入っていない漬物の味は分かっているわけです。
なんか余計な話をしてしまいました。何を言いたいのか、と言いますと某ネットのニ
ュースに子供たちへの「食べ物のハラスメント」が書いてあったわけです。
それを見て自分が何を思ったのか、と言いますと、最初は違和感です。だって、おじい
ちゃんでもおばあちゃんでも孫等に「沢山食べなさいな」と言うのは普通で、それをハ
ラスメント、いわゆる嫌がらせの行為としてしまうのは、どう見ても違うと思っていた
からです。自分が知っている食べ物沢山食べてね、は絶対に嫌がらせなんがじゃないの
です。どう考えても孫が、あるいは血縁でなくても可愛いから、元気で成長してほしい
から「沢山食べてね」な訳です。さっきのお漬物のことも、自分がお皿を空にして食べ
れば、おばあちゃんはどんどん漬物をもってきてくれます。だから正直言って再現な
く、いくらでも食べることが出来るのです。
ただ、本当に食べ過ぎれば、お腹が痛くなることを覚えて、次からはそこまで食べなく
なる訳です。これもいわゆる、経験から来るお勉強ですよね。今回の食ハラスメントの
避け方を書いてありましたが、単純に食べることが嫌だったり、出来ないのなら、そ
れも単純に断れば良いだけだし、何故、その避け方を他人様から教えてもらわないと
いけないのか、不思議に思っていました。まあ、本気で嫌がらせで食べ物を沢山食べな
さいと言う年配者もいるのでしょうか。いずれにしても、今回の食ハラスメントのニュ
ースは何故、そのネットニュースの主催者が取り上げたのか、わからなかったし、そう
言ったニュースを専門家と称する方が違和感もなく、色々普通の話を掲載している意味
が全然理解出来なかったわけです。これって年配者の自分だから、そう思うのかな。