ここのところ、youtubeでは青山繁晴氏のチャンネルが非常に大事なテーマを扱ってい
るので注目してみています。それで再度、例の気球の話が出てきました。自由民主党
「国防部会・安全保障調査会 合同会議」でのお話です。いや、お話を聞いていると本
当に日本の国防がいかにいい加減で大事な討議を避けてきたことがはっきり分かりま
す。もう1つ言えるのは国会の中で国を守ると言う観点から大事な検討が全然なされて
いなかったと言う部分です。本当に情けない。情けなさすぎで涙が出てきます。こんな
事のために血税を無駄にしてきたかと思うと本当に悔しくて泣けてきますね。
ぶっちゃけて言えば、こんなに世の中の流れが速くて、どんどん世の中が先に先に流れ
ていっているのに政治も行政も全然付いていっていない。ある件で今、市や国と書類の
送付がおこなわれましたが、こんな書類、今の仕事で言えば認証されたメールが1通送
付されれば、済む話なのが似たような封書も書類も何通も来ます。まるっきり意味がな
い。全部税金ですよね。対応だって遅い。もうこんな世の中電子化されて、人の行動が
どんどん早く簡素化されている時代に行政だけが取り残されてる気がしますし、無駄な
部分に経費を費やしすぎと思っています。さて、今回の自民党部会では前に防衛大臣
であった河野氏のすっとぼけた答弁と違って、領空に侵入した気球を打ち落とせるとい
う説明があったそうですが、それが憲法の解釈、現行法の解釈と大きな差があると青山
氏他の議員も指摘をしたそうです。
自分も分かっていなかったのですが、自衛隊法等、そんな文面のままだったのでしょう
か。お恥ずかしい話が自分は全然分かっていなかった。法的根拠がなければ、実際に対
応出来ないのは当たり前。いや、防衛関係の法律って70年以上もアンタッチャブルだっ
たということでしょう。確かに日本が紛争解決の手段として戦争を相手国に仕掛ける
のは絶対に駄目として防衛自体はきっちりしてもらわないとです。そして、これだけ
世の中も変わり、米国自体も1枚岩でなく、国の分断の危険性すらあるのであれば、
米国に頼れないのは普通のお話です。まずは自国で防衛対応をするというのが独立国家
のあるべき姿。このチャンネルでも出ていましたが、敵国の爆撃機が領空侵犯をし、
弾薬庫の蓋を開けても自衛隊機が攻撃出来ないなんて異常事態は即刻、解消しないと
いけないわけです。そんなの誰でも分かります。
それが出来ていないのは様々な政府解釈に無理があって実態に即していない空論のよう
な話ばかりが増えて腐った形で蓄積されたからのように思います。つまり実質的に国の
主権が犯される危険性が大きいのを黙認してきたということでしょう。前にもここで
出たように今回の気球に核が相当数搭載出来るのなら、それは領空侵入してきたら、
即刻撃墜出来る形にしておかないとです。これが防衛ですから。今後、直ちに解決すべ
き問題で日本の領空は高度何万メートルまでにするのか、高度2万メートルですとその
高度まで行って撃墜出来る戦闘機もなければ、検知出来るレーダーもないということで
すから一刻も早い具体的な対応策を立てないとです。しかし、酷すぎます。