気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

未成年飲酒で思い出したこと

今、ネットでも何度も目にするオリンピック有名選手の飲酒・喫煙問題を見ていたら、

自分が大学に入学したころにお酒でかなり苦労したことが思い出されました。もう48年

近くも前のお話でしたから、相当古いお話になります。自分の父親がそうでしたが、当

方アルコールにめっぽう弱い。隣に住んでた母方のじいちゃんは毎日晩酌はしてました

ね。そういえば高校の頃におじさんからジョニーウォーカーハイボールを一回だけ飲

んだような記憶があります。飲んだのも当時ジョニーウォーカーは1本1万円とか高価

だったこともあり、それで飲んだ気がしてます。

 

ともかく、大学も浪人はダメということで当時二期の国立大であった秋田に行った訳で

すがもう大学に入ったら、お酒を飲むのが普通になっていました。もちろん、当時だっ

てお酒の解禁は20歳になってから。ところが秋田は全然違う。当時、最初は北光寮に入

ったのですが、皆さんほぼ毎晩飲んでました。(大汗)それで寮もそうですし、学科でも

桜会と言うのがあって新入生用に一人日本酒一升が準備されていたのです。今思って

もこんなのあり得ません。それに観桜会はなんと例の千秋公園でやるのです。赤白幕で

囲い、開催日が日曜だったのか、一般市民の方の往来がかなりある中で台に乗ってどん

ぶりにつがれた冷の日本酒を飲み干すわけです。飲み干したら、どんぶりを逆さにし

て、頭の上に掲げる、こんな感じでした。これを順番で倒れるまで何度も繰り返す、こ

んな感じでした。

 

冷酒ですから、時間経過とともにどんどんアルコールが身体に回ってくるわけです。自

分もこの時にお酒で景色がぐるぐる回るという経験を初めてしています。それでも自分

は倒れなかったのかも。倒れた連中はリヤカーに積まれて北光寮まで運ばれていまし

た。なんせ下にいる人間が上にいる人間の吐いたゲ〇がかかるのです。あり得ない。

千秋公園で一般公開でこんなのやってるのですから、飲酒がダメなんて声は一切かから

ないわけです。近くを巡回のお巡りさんが歩いてましたから(大汗)こんなのが普通でOK

でしたから、寮祭では新入生はミノ姿で全身をほぼ真っ黒に塗り、土人(ごめんなさい)

の恰好させられて、自作の槍を持って広小路を走り、木ノ内デパートに「あんび」の

缶詰を買いに行くというをやらされています。(大汗)。「あんび」とは秋田弁で女性の

アレのことを言います。当時、木ノ内デパートには北高を卒業したかわいい店員さんが

結構いるということでそれで買いにいくと気の利いた店員さんははまぐりの缶詰を売っ

てくれたという逸話があります。本当なのか、わかりませんが。

 

それにしても全身真っ黒に塗って槍を持ち、もちろん、お酒を飲んで広小路を走ると

いう行為は本当に快感でした。今までこんな経験をしたことがほぼないのです。あり得

ない出来事だったでしょう。広小路で何人かで円陣を組んで雄たけびを叫んでも一般

市民の方は笑って通り過ぎていきます。若い女性や女子高生は嫌がりますけど。(汗)

こんなことが48年前はOKだったなんて信じられません。今思えば、貴重で大事な経験

だったことがわかります。まあ、こんな過去があってもオリンピックの選手さんだった

ら、どんなに成績が良い方でも法律が駄目と言ってるならダメでしょう。そこに猶予も

余裕もないわけです。だって税金使ってるわけでしょ。だから、時代が変わっても

それは変わらないわけです。例え、悪法であっても法律は法律。そういうことです。