今日の自民党総裁の選挙、変に期待してリアルタイムで見てしまった。以前から自浄作
用が皆無と思っていたが、それが今日の決選投票でも明確に出てしまった。自分の思惑
ではどう見ても石破氏の勝ちはないと勝手に思っていた。ところが決戦投票でも215票
対194票の、自分の想像以上の得票差で高市女史が負けてしまった。9人立候補者がいた
が期待出来る候補者は自分としては高市女史のみ。非常に残念で将来の暗い結果となっ
た。まあ、冷静になって考えれば、もともとの自民党の現状からみれば、当たり前とも
思えてくるが、悔しい感情が残ったままである。石橋氏は67歳、自分の感覚では、こ
の年齢では政治の刷新などと言うのは無理な気がしている。高市女史も63歳と60代では
あるものの、政治的な思想は立候補者9人の中で一番、まともと思っていた。従って、
現状の自民党政治を変えるには、総理は彼女しかいないと勝手に思っていたわけである
。
決戦投票結果で意外だったのが都道府県票が高市女史に47票中、21票しか投票されたな
った点である。自分は議員投票では若干、石破氏が高市氏を上回るとしても都道府県票
で高市女史が大差を付けるような予想をしていた。しかし、それは逆で石破氏の方が6
票も都道府県票が多かった。現実は、それ以上に議員票で16票差となっていたことから
結局はどうしようもなかったという結果となる。更に言えば、この投票は本当に正規に
正しく不正もなくやれたのか、という部分まで疑いたくなってくる。多分、リアルタイ
ムで決選投票を見た方の中には同じようなことを思った方も少なからず、いたのでは
ないか。
まあ、自分からしてみれば一番まともな国会議員と思っていた青山繁晴氏が立候補に必
要な推薦人20人を15人しか集めることが出来なかった段階で自民党おかしいぞ、と言う
感じがかなりあったのです。正常な思想・発想が出来る国会議員が僅かしかいないとい
う点と政治の根本思想がなく、ともかくお金儲けしか考えていない議員ばかりですから
本気でどうしようもないと言いますか、この状況では日本が朽ちていくのを待つしか
ない感じにさえなってきます。立候補者9人が話した政策は重点課題となっている項目
に一切触れていない。完全にそれを除いてと言いますか、それを避けて自分の意見を言
ってるわけです。岸田氏も必要なことをせずに高市女史だけは絶対に総理にしないと働
きかけていたそうですから、そういうことなのでしょう。これから先、日本はどこまで
落ちていくのか、想像も出来なくなってきました。どうなることやら。