秋は本当に果物が美味しい季節で旬の果物が出てくると、嬉しくなります。特に日本の
果物は本当に美味しいので、その点も嬉しいばかりなのです。今年は夏場の果物ですが
桃を随分、食べました。桃は本当に美味しい。さて、今回のお話はどうも果物を自分で
食べるのが面倒と言いますか、果物をそんなに食べたがらない輩が増えていると言う
お話です。これを目にしたとき、信じられない感じもありましたが、内容を確かめる
となるほどなと思う点もあります。お話の内容は職場で梨のおすそわけがあった時に
ほとんどの人間がいらないと言って果物を取らなかったという話です。その内容は
「職場に“1人1つどうぞ”って梨が置いてあったので、喜んで選んでいたら“私は食べない
からあげる”って人が何人もいて、たくさんもらえた。タダでもらえる果物を何でもら
わないの? “剥くのが面倒”“そうそう、カットフルーツがいい”“ご飯のおかずにもなら
ないし”…」というお話のようです。
これだけ聞けば、単に自分で皮を剥くのが面倒でそんなことを言ってるのかもと思って
しまうのですが。投稿は日暮れひぐれんさん(@higureshuuen)。この夏「果物離れ」
を職場で実感したと言うお話。昨今は、金銭的な理由もあって、「くるま離れ」「旅行
離れ」「和牛離れ」がありますが、欲しくないとは何なのでしょう。X(旧twitter)で
自らの体験を明かすと、約5.6万件のいいね!が付き、「ウチの職場で、柑橘類がたくさ
ん置いてあった時にも同じ事が」との意見も含めて反響が続々あったようです。自分と
しては、これが本当に果物離れかは少しだけ首を傾げてしまいます。
「日常のささいなできごとをつぶやいただけなんです。なぜ、このポストが話題に?」
と戸惑う日暮れさんに話を聞くとともに、実際に「果物離れ」が進んでいるのか、果実
の生産者支援や消費拡大に取り組む公益財団法人中央果実協会の調査もしてみたとの
こと。日暮れさんによると、「わざわざ剥いてまで、家で果物食べない」と答える人た
ちが多く、梨の他に桃も余っていたそうです。「私はいらないから、あげるよ」と言わ
れ、日暮れさんは4つも余分に梨を持って帰ったとのこと。「梨も桃も買えば高いのに
な~って思いました。でも、面倒くさい方が上回るみたいです」。
持ち帰らない人の中には「自分で桃なんか剥いたことがない。親がやってくれないとで
きない」と話す人もいたそうですから呆れてしまいます。「桃の皮は手でも剥けるよ」
と伝えても持って帰る人は少なかったそうです。もう勝手にすればっていう感じですよ
ね。ます。年齢の高めな40代でも親と同居している独身の人は、男性も女性も持ち帰っ
てなかったということですから、ともかく果物を皮を自分で剥くのが嫌な人間が多いの
かもです。結局、職場に置かれていた梨の個数は職員の数より少なかったはずなのに、
3日ぐらい残っていたそうです。
「剥いてまで食べたいって思わないんですよね 」「うちの職場は、事務員さんが剥いて
くれる。皮剥いてなかったら多分貰わない」「最近は皮ごとブドウとか、簡単に食べら
れるものに流れがち」など、どうも単に面倒なことはしたくないと言う物臭な人間が
増えている感じです。こんなお話を聞くと意地悪な私は「人間、やめたほうが良くな
い?」と言ってしまいそうですが、それは自分がおじじだからでしょうか。