burabo-
自分が社会人になって最初に買ったのがマツダのRX-7初代の車です。この車は本当に
良かった。乗っていて楽しくてどうしようもない感じでした。レンターで当時のファミ
リアやRX-7を借りてフィーリングが良かったのでマツダを購入したわけです。スタイ
リングも斬新だし、運転していて本当に楽しい、そんな車でした。トヨタと比べれば全
然駄目じゃんと宣う方もいるのは承知していますが、悪い部分も含めてマツダが大好き
なのです。そういう意味ではRX-7は自分にとっては特別な車なのです。
そんなことを日々思いつつ、yahooでニュースを見ていたら、表記のニュースがあるじ
ゃないですか。もう嬉しくて嬉しくて。その女性を尊敬しちゃいます。12月で80歳に
なると言うその女性は55歳の時に出会った「マツダ RX-7」に一目ぼれ。以来25年間大
切に乗り続け、「ほんと気持ちいい、ブラボーって感じ」と乗り心地を話しています。
更に愛車に乗って買い物に行ったり、ドライブに出かけたりするのが大好きだったそう
です。自分とまったく同じじゃん!なのです。まあ、自分が買ったのは中古の初代RX
-7で彼女が購入したのは3代目のようですから、スタイリングは3代目の方が曲線美が
強い感じですが、基本的なフィーリングは、ほぼ同じなんじゃないかと勝手に思ってま
す。
しかし、25年間乗り続けるってなんて素敵なことでしょうか。自分は不運にも諸事情で
手放したのですが、本当は手放したくなかった。そういう車なんです。なんせ後から
気付いたことですが、例の徳大寺有恒氏に総合点ではポルシェ944を凌ぐと言わせたの
がこの車。若い方は徳大寺氏を知らないと思いますが、2世代前ぐらいの有名な自動車
評論家のような方です。話が飛びましたが、そんなフィーリングをこの80歳になる
女性も感じ取って、それでRX-7が大好きになった気がしています。そして、80歳を機
に免許返納をし、大好きだったRX-7を手放すことに決めたそうです。
この一連の件がニュース等で報道され、一躍有名になったことで譲渡依頼が殺到し、
結局、本家本元のマツダに譲渡が決まったそうです。本家本元って結構、この手の車
手元にないことが多いんですよね。自分からすればとっても素敵で心温まるお話です。
しかし、55歳でRX-7に心底惚れたこの女性の感性の素晴らしさに本気で尊敬の念を
抱くし、大好きです!