再度、緊急入院から戻り、少し元気になった感じです。また、今思い出して見ると緊急
入院までの自分の身体の悪さが分かる気がしています。さて、気分を変えて前々から今
思い出してもとっても残念だったなと思う3つの出来事を今日はご紹介します。20代前
半の、本当に甘酸っぱい思い出だったように思います。1つめのお話は成人式でのお話
になります。自分は郷里が盛岡なので市内の多分、県民センターとか、県民会館で成人
式を迎えたのですが、その式典の帰りの話。背広にトレンチコートを羽織って式に出席
し、式が終わって会場を出て、その会場での出入り口でのことです。コートを羽織ろう
と思ってやっていたら、なんとそれを手伝ってくれた女性がいたのです。驚いて後ろを
振り向いてみたら若い、一緒に成人式に出たであろう若い女性がニコニコしながら手伝
ってくれています。すぐに「どうもありがとうございます。」とお礼を言いましたが、
「どういたしまして」と返事を返してくれました。「ああ、なんて優しい女性なんだ
ろ」今なら絶対に「お礼にお茶を御馳走させてくれませんか」とか言うのですが、当時
は経験も少ない貧乏学生。喫茶店に行くお金すら持っていなかったので、本当に残念で
あったのですが、それでお別れしました。「ああ、なんて馬鹿だったんだろ」そう
思ってます。
2つめは大学に行っていた時のお話です。秋田は本当に美人さんが多くて特に高校生が
特にでしょう。驚くほどの美人がいるのです。高校卒業後、仙台や東京に出てしまう女
性も結構いたので、それで若干、秋田から減ってる感じです。それでも大学の教育学部
では当時は女性がかなり多くて正確ではないかもですが、7割ぐらいが女性だった記憶
があります。ですから、校内にも美人が結構いたのです。美人で有名だった女の子が何
人か話題になっていたぐらいです。自分のいた学科なんて一番ドン臭い感じでしたが、
それでも相手にされたりはあったのです。自分の友達でも同じ大学の女性と結婚した奴
が複数いましたから。余談に走ってしまってますが、そんな環境の中で授業も終わり、
学校から出ようとした時に激しい雨が降ってみたのです。それで大学の校門真迎えの
多分、学生用とかのアパートの軒下に雨宿りをしたのです。すると少しだけ遅れて、若
い大学から走って出てきた女性が自分の1mぐらいの場所に同じく、雨宿りをするため
に来て、そこに立ったのです。身長も160㎝以上はあるだろうかなりスタイルの良い美
人さんでした。もう、視線に彼女が入っただけで胸がドキドキしちゃってました。そし
て視線が合って彼女がニコッと微笑んで会釈をしたのです。もう、ドキドキなんて状態
じゃなかった。またですが、今から絶対に喫茶店に誘ってます。ところがまたも所持金
なし。泣く思いで雨が止んでその場から離れました。今も思い出しても情けなくて泣け
てきます。
最後は30歳で米国・ヒューストンを中心に当時の石油公団の石油開発技術者研修中のお
話です。約半年の研修中、土日もフィールドトリップとファシリティ・ビジットでお休
みがほぼなかったのですが、土日に時間の余裕があったのが2度だけあって1回はナイア
ガラの滝に、もう1回はマイアミから車でキーウエストまでドライブで行く旅にしてい
ます。どちらも一生の思い出になった貴重な旅でしたが、特にマイアミからキーウエス
トまでアメ車のコンバーブルで行った経験は本当に最高そのものでした。前日まで雨だ
った天候も快晴になり、海のなかのフリーウェイをドライブしたのでした。これは子供
の頃の夢だったので。その帰りのこと。マイアミ空港の雑踏の中での話です。
レンタカーを返して空港内の雑踏の中をそれとなく歩いていると声をかけられたので
す。それも日本語で。当時は空港内で日本人は見かけることもあまりなく、たまに見た
ら団体ツアーの場合が多かった。声の主を見てみるとなんと若い、可愛らしいと言った
感じの女性でツアー客のようにちゃらちゃらした服装はしておらず(関係していた方
ごめんなさい)、Gパンであまり隙のない感じの女性です。その彼女に「日本人だと思っ
て声をかけました」から始まり、なんと良かったらキーウエストまでご一緒しません
か、とお誘いを受けたのです。普通の方ならそれって美人局とかじゃないの、と最初は
思うでしょうが、聞けば客室乗務員をしていて休暇で昨日までニューメキシコにいたと
のこと。服装からしても旅行陽にしっかり対応してる感じでした。当時はANAは国際線
に進出してなかったのでJALの方だったかもです。10分ぐらいその場で立ち話をして、
自分は今、キーウエストから帰ってきたばかりなのを伝えて、出発時間も近づいたので
その場で別れました。彼女も相当勇気を振り絞って私に声をかけたと思いますし、こん
な出来事、小説や物語の中でしか起きないと思ってるような出来事です。今思い出して
も甘酸っぱい、ひょっとしたら人生が大きく変わったかもしれない出来事でした。