

本年度の熊被害が4月からで死傷者数が、死者12人、けが人197人にのぼり、過去最多
ということでかなり驚いてます。(10月末日現在)。既に11月27日ですから、被害に遭わ
れた方はこの人数を超えていると思います。地域としては北海道、東北の他、群馬や
新潟、長野や岐阜もあるので広範囲に被害が出ている感じです。最初にイメージとして
頭の中にあるのは、北海道のヒグマは相当恐いと言うイメージ。なんせあの『グリズリ
ー』がヒグマですから。北海道のエゾヒグマは最大で体重が500㎏!猛獣なんてもん
じゃないです。大きいモノで体長が2.8㎏と言いますから、完全なバケモノ。これが秒
速11㎞を超えるスピードで突撃してくるのですから、ほぼ逃げられない。銃ででも熟練
者でなければ撃つことなんで出来ないわけです。
本州にいるツキノワグマはヒグマよりも小さくて、体長が最大で1.8m、体重も最大で
180㎏を切るようですが、比較で小さいとは言っても猛獣であるのは、そのままで出会
ったら、めちゃ恐いのはそのままです。今年の熊被害で気になってるのは、熊が普通に
市街地や住宅地、田畑に進出しているという部分です。これは昔の自分の知識では、熊
は敢えてそんな場所には恐がって、出てこないという勝手な意識があったためです。
完全に熊は人間と出会っても良いと思って行動してますよね。うろ覚えですが、確か住
居に侵入して殺された方がいたような気がします。
こうなってくると昔のお話では、熊が出そうな場所を歩くときは鈴を持って鳴らして歩
けば元々恐がりの熊は敢えて出てこないと言う逸話が今は全然当てはまってなく、加え
て何か熊が人里に出てこなければならない理由があって、人間の生活圏に熊が出てきて
いる感じがします。一番恐いのは熊が人を恐がらない、あるいは普通に襲っていい対象
として捉えている感じがある部分です。これは本当に恐怖です。自然物として熊を出来
れば守りたいと言う意識もありますが、人間が熊の領域を狭め、そして、普通に人間が
熊に殺されてしまう現実があるとすれば、第一に人間の生命を守るのは、どうしようも
ないことのように思います。
かなり昔は東北地方では、「またぎ」がいてツキノワグマを狩猟の対象としていた方も
いたようですが、今はおらず、また、猟友会の方がおっしゃっているように熊撃ちの出
来るハンターの数もどんどん減少し、現状のようなボランティアでは謝礼を頂いても赤
字であったり、第一に生命の危険があるようでは、猟友会での対応も無理となって自然
のように思います。今までおんぶに抱っこで会った分、地方自治体、警察等は本質的に
今後の熊対策をどうすべきかを抜本的に変えていかないといけなように思います。