註:写真はいずれも伊勢志摩経済新聞HPより(鳥羽水族館撮影)
全然生態も食べ物も分からず、長い期間、餌も食べないと話題になっていた「ダイオウ
グソクムシ」ですが、鳥羽水族館からの発表で、この12日国内では初の脱皮をしたそう
です。脱皮したのは同館でも飼育日数が最も長いNO.5.(名前付いてないですね)
入館が2012年7月26日で、なんとメキシコ湾の水深800mの海底で採取した雄君。
今年の正月ごろから身体の前半分が白っぽくなり、脱皮の兆候と思われ、注意深く観察
を続けていたのだそうです。幸運にも、12日7時30分ごろ飼育スタッフが脱皮中のNO.5
を発見して脱皮の瞬間をカメラと映像で記録したそうです。
この子の体長は脱皮前で25㎝、体重が1250g。結構でかいです。見た目の通り、ダン
ゴムシやフナムシの仲間。前に餌を食べずに話題になったのが、この館のNO.1君。
なんと5年と43日間。すざまじい耐性です。調べてみると頭部の複眼は何と3500個の
単眼からなっているそうです。んー、完全に怪物君と言ったほうが良いかもです。
死肉は何でも食べるようですね。TVに出てくる何とかライダーの敵の怪人みたいです。
子ともたちに人気があるのかな。