批判めいた話でなく、台風15号での被害が公になった際に全国なら電源車が集められ
349台も持ち込まれた話を聞いて、少しだけ安心したことがありました。要は停電でも
電源の必要な施設では電源車で何とか対応出来る部分もあるかな、と思ったためです。
ところが今日のニュースでは、その3分の1の134台しか稼働出来ていないのだそうで
す。当然、「え?何故に?」と思っちゃいますよね。理由は稼働出来る人がいないん
だそうです。なんか唖然としてしまいます。調べてみると電源車の大きさによって
電気主任技術者が必要なんだそうです。
調べてみると電気主任技術者は1種から3種まであって、電源車稼働にどれが必要なの
かは、はっきり把握出来ていません。1種だと1年間の合格者数は何十人単位なので
人数は少ないかもです。それでも何とか折角の電源車349台を稼働させたいと考え
ますよね。でも、それも出来なかったのか。1台に1人資格者が必要だとしたら、確か
に349人も必要なので、かなり大変かもです。でも数台で1人なら、その人数はかなり
減ります。そんなことを考えながら、今回の天災被害対応を踏まえて、何が欠けて
いるかも少し考えてみました。詳細がはっきり把握出来ていないので正しい判断か
は分かりませんが、情報の一元化が出来ていないように見えます。そう、情報が把握
しにくいもそうですが、誰かが陣頭指揮でやっている感じではありません。
今回の件は100%のバックアップは国にやってもらうとして、一番は県が陣頭指揮を獲
るのが良いんじゃないか、と思ってます。希望としては知事がそうで、後は側近が
頑張る。県には県下の情報が全部集まって、対応を決めて地方と実施するが良いと
思ってます。無ければ緊急対策室とか、作れば良いと思うし、多分、組織上あると
思うんですけどね。県単位はそれが良いと思ってます。被害を受けたままの方、本当
に死活問題ですが、後少しだけです。何とか、サバイバルしてほしいと強く強く願っ
てます。