やはり、やってくれましたね、藤井七段。17歳で最年少で棋聖になりました。嬉しい
です。こういう快挙は聞いていて元気が出てきます。初戦で負けた時は「ん?不調な
のかな」と思いましたが、結局は勝利しました。そういう人なんですよね。彼は。しか
し凄い。でもプロ棋士になった時から、そういう星のもとに生まれてきた人間なんだろ
うなと思っていました。相当ご家族も嬉しいと思っていることでしょう。
こういう天才がどんな環境で育ったかに関しては情報が出ていません。愛知県瀬戸市の
生まれで父親、母親とお兄さんの家族だそうです。5歳の時に祖母から将棋を習ったの
が最初は有名な話です。それで14歳でプロにですから、凄いとしか言いようがない。
ただ、中学生棋士は、加藤一二三・谷川浩司・羽生善治・渡辺明に続いて5人目だそう
で名人は中学生でプロになってるんですね。過去に既に4人もいたことも驚きです。
それともう棋聖を獲得したことで他の7つあるタイトルも最年少でなんてコメントも
既に出ちゃってます。これって本人に負担かけ過ぎのようにも思いますけど。自分は
余り知らなかったですが、将棋では8つもタイトルがあるんですね。
竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、そして今回の棋聖。詳細分かってないで
すが語彙だけ見れば、みんな意味がほぼ同じに見えますが、それなりに意味のあるタイ
トルということなのでしょう。この8つのタイトルを最年少で取っちゃえも気持ちは
分かりますが、期待大き過ぎです。でも藤井七段は気にしないで対戦するように思って
ます。こういう勝負をする方は雑念が消えてると思うので。
ウィキペディアで見てみると1つの逸話として尊敬していたプロ棋士に指導対局で
実質負けが確定していたので、そのプロ棋士が「引き分けにしましょう」と言われた
彼は悔しさのあまりに号泣しだして、母親が飛んでくるまで将棋盤前の席から離れな
かったと言うお話が出ています。もうどれだけ勝負に固執しているか、わかる逸話で
すよね。そういう人間でないとこんな快挙は絶対に達成出来るわけがない。全部が出
来なくても一芸に秀でれば絶対に成功するを地でいっている藤井君なのでした。