このタコは「ヒョウモンダコ」と言って猛毒のタコです。刺激を与えると豹紋が出てく
ると言う小型の小さなタコでイイダコに間違われることもあるそうです。ここのところ
日本海の若狭湾沿岸で捕獲されていて、海の温暖化で北上したんじゃないか、と言われ
ています。写真下側が興奮して黄色の肌と豹紋が出た様子ですが、気持ち悪いです。
でも体長が10㎝しかないので、海で見かけたら、思わず触ってしまうこともある気が
します。でも絶対に触ってはいけません。フグと同じ神経毒、テトロドトキシンが唾液
にあり、噛まれると呼吸困難になり、豪州では死亡例もあるそうです。
食べるタコは大好きですが、これ、気持ち悪い。北上して数が増えたら磯で踏んでし
まうこともあるかもです。恐い、恐い。海も危険な生き物が沢山いますが、このタコ
も要注意です。是非、頭に入れておきましょう。知らない生き物は最初は素手で触ら
ないのが一番です。