非常に恐いニュースですが今、フィリピンでデング熱が大流行で既に450名以上の方が
亡くなっているそうです。ニュースソースはCNNからです。これはフィリピンに行かれ
る方は絶対に注意が必要ですし、日本国内でも流行しないよう防がないといけません。
【CNN 7月17日】
フィリピンで今年、デング熱が全国的に流行しているとして、保健当局が警報を出した。デング熱は蚊が媒介するウイルス性の感染症。同国で今年1~6月に報告された患者数は10万人と、昨年の同時期より85%増加し、これまでに450人以上が死亡した。流行宣言が出されたミマロパ、西ビサヤ、中部ビサヤ、北ミンダナオの4地方には、フィリピン人口の約2割に当たる2000万人以上の住民が集中している。
このほかにもドゥテルテ大統領の出身地ダバオなど9地方が警戒態勢を敷いている。
デング熱に感染すると頭痛、発熱、筋肉痛などインフルエンザに似た症状が出る。世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年約100万人が感染し、このうち重症化して入院が必要となる患者は約50万人、死者は約1万2500人に上る。
フィリピンやインド、ブラジルなどに多くみられるが、最近の研究によると地球温暖化の影響で蚊の生息地が北へ広がり、米南部やオーストラリア内陸部、中国や日本の沿岸部でも流行しやすくなっている。
フィリピンではこれまでも3~4年ごとにデング熱が流行してきた。デュケ保健相は、前回の2016年に続く流行期が訪れたとの見方を示している。
同国でははしかも全国的に流行中。当局によると、今年上半期だけで昨年1年間を上回る死者が出ている。
病気の媒体が蚊なので蚊が紛れ来なければと言う感じもありますが、現地で蚊に刺さ
れ、そのまま帰国して、国内の蚊がその人を刺して、病気が移る危険性はあります。
そういう意味では出国して帰国時に体調が変だと思ったら、入国時に空港で申告は絶対
すべきと思います。70年間国内では発症してなかったそうですが、最近、発症例があっ
たそうです。死に至る病気なので本当に要注意です。