今回の台風19号は本当に残念な話ですが亡くなった方も既に70名を超えたとか。かなり
の災害です。特に地元の千葉県の南部の方々には前の台風の復旧が出来ていない状況
で今回の台風ということで慰みの言葉も出ないぐらいです。マスコミも気象庁もかなり
強い台風のような良い方をしていましたが、決してそういう訳でもなかった気がしま
す。上陸した際の中心気圧は確か950hpa。この数字は過去の台風勢力の10位にも
入りません。ただサイズは大きかったし、進路が今までとかなり違いました。
そして今までの記録にないぐらいの雨量があったわけです。少しだけ耳にして過去の台
風と違って聞こえたのが台風の西側の被害が大きかったという話もです。通常は台風の
進路右側が風も強くて被害が大きいのが普通なのですが。そこは理由が現状でははっき
りしません。雨量がかなり多かった原因は、それだけ水蒸気量を持った雲を背負って
台風が来たということしかないように思います。伊豆に上陸するまでずっと洋上を北東
に進んできたわけですし、今は海水温が高い。通常よりも1℃~2℃高いとも言われて
います。ですからでかいサイズで沢山海上の水蒸気を伴って本州に上陸したということ
なんでしょう。なんせ暴風範囲が東側で400㎞程度。結構でかいです。そこで出来た雲
に相当水蒸気量があったと言う理解にします。治水の話を始めたら、色々問題点も
ありそうですが、今回堤防決壊箇所が確か50か所以上。凄まじいです。原因は全然
把握出来てません。それでも、また、台風20号も発生しような感じです。必死になって
復旧もし、次の台風に備えることをしないといけません。大変ですが是非、頑張りまし
ょう。なんとしても皆さんで。