今、メダカを飼ってるんですが、どうも水質がかなり悪くなっていたらしくて、可哀相
なことに小さなメダカが3匹、お亡くなりになりました。2匹駄目になっていた時に
気付いて水替えもしないと思い、国本の湧き水を汲みに行きました。前回も例の
台風後に行ったのですが、湧き水の手前の崖が崩れていて片側通行になっていました。
ここもかなり雨量があり、崖が崩れたように思います。
上記の上の写真が国本の湧水なのですが、かなりの量が流れています。50㎜位の直径
のパイプから満流で出てますので。説明によると近くの湧き水から引っ張ってきたよう
な説明になっています。県道32号線道路脇です。それで片側通行なので手前に車を止め
てポリタンクを持って歩いて湧水の場所まで行きました。それで水を汲もうとした、そ
の時に軽トラックのおっちゃんが目の前に止まったのです。目がおっちゃんと合ったの
で挨拶したら、おっちゃんが急にこう言い出したのです。「その水より美味しい水が
この近くにあるんだよ。教えてやっからよ」「!!」
最初は軽トラックに水の瓶が載せてあったので、水汲み仲間と思っていたのですが、
そうじゃなかったわけです。「その水、臭せえべ。全然違う良い水があっからよ。」
そんな風に言われたら聞かないわけに行きません。詳細聞きました。この場所から少し
奥のようです。分かりにくかったので、おっちゃんに2度聞きました。でも丁寧に教え
てくれました。なんて優しいんでしょう。「場所、わかるからよ、じゃあな」そう言っ
ておっちゃんは去ろうとしたんので何度もお礼を言いました。やはり日本人も捨てた
もんじゃないなと感じた一瞬です。自分は何故か、そういうことが時々あるんですよ
ね。なんか可哀相な奴って思われてるかもです。過去の笑い話では入社して間もない頃
だったのですが、ある人から可愛いお姉さんのいるキャバレーのタダ券を頂き、試しに
行ってみたのですが、お姉ちゃんよりも隣のおっちゃんに好かれてしまって、お姉ちゃ
んでなく、おっちゃんが私の隣に座って離れません。それで息子の進学の話とか延々相
談されたことがありました。お姉ちゃんもおばちゃんもお店には何人もいるのに、どう
見てもお馬鹿ですよね。
さて、道を教えてもらったは良いですが、道が細いし、完全な林道だし、そっちこっち
通行止めになっているわ、でヒヤヒヤしながら車を進めたのですが、トンネルを抜けた
らありました!確かに分かり易いかもですが、物凄い山奥です。そして、水量はそう
多くはないですね。水の出が波打ってます。でも良い感じの湧き水のようです。
「やった!ラッキー!」と思いながらポリタンクで水を溜めました。これならメダカ
君も大喜びでしょう。場所の詳細は申し訳ないですが言いません。なんせ水の量が多く
ないし。しかし、おっちゃん、ありがとう!でした。