出典:秋田県WEB観光案内所 https://www.akitabi.com/taki/mototaki.html
人によって感性が違うので美しい場所を見ても予想外に感動しなかったりはあります。
でも今回は自然が好きな人なら絶対に感動する場所です。秋田県にかほ市象潟にある
「元滝伏流水(もとたきふくりゅうすい)」です。ここはかなり感動出来ちゃうこと
間違いなしですね。絶対にお勧めの場所です。多分、お好きな方なら上の写真を見た
だけで行きたい!と思っちゃうような場所。この苔と滝、そして周囲にある霧。神秘
的で幻想的でもあります。冬でも見れるそうですが、苔の緑を見たいなら新緑の季節が
良いかも知れません。アクセスは象潟から車で20分ぐらい。やはり車になりますね。
専用の駐車場からは徒歩で15分。
秋田県WEB観光案内所での説明では
「元滝伏流水は元滝の下流200m位の所にあります。現在は元滝と言えば元滝伏流水を指す場合が多く元滝には通行禁止になっています。元滝伏流水は鳥海山の伏流水が岩の隙間から流れ出てきている感じがしてとても神秘的な感じがします。高さは5m、幅は30m程度の小さい滝ですがその清涼感は想像を超えます。写真ではなかなか伝わり難いのですが、外気との温度差があまりにもある為に周囲が霧状に包まれているのです。その為か滝周囲は苔が張り付き、滝の白と苔の緑のコントラストが絶妙で来る人を感動させてくれます。奈曽の白滝よりはメジャーではありませんが、感動と清涼感はそれを凌駕すると思います。 」
となっています。調べてみますと東北第二の高峰・鳥海山(2236m)は、日本海から湿
った空気がぶつかり、世界最大級の多雨多雪地域なのだそうです。年間降水量(高度
1000m以上)は、多い年で1万2千ミリ以上となり、世界自然遺産「屋久島」の山岳地帯
8000ミリの1.5倍に及ぶそうです。これは驚愕ですね。自分も今まで知りませんでし
た。このことによってこんな綺麗な滝や苔の育成が出来ていたんですね。
そして周囲には先ほど出た奈曽の白滝(高さ26m、幅11m)を始め、もちろん、鳥海山
、獅子ヶ鼻湿原(ししがはなしつげん)ここは原生林のブナと湧き水を見ることが出来
ますし、樹齢300年の異形ブナ「あがりこ大王」を見たりも出来ます。後は仁賀保高原
もあります。
東京駅から象潟まではドライブ距離が約520㎞。時間にして高速利用で7時間ほど。
高速料金が11,000円ちょっとです。この感じですと1泊はした方が良いようです。
自然と東北に興味があったり、鳥海山周辺を探索してみたい方には絶対にお勧めの
ポイントです。