先日、樹齢1400年というクスの木を見ました。かなり、太いです。なんせ1400年です
から。余り樹齢の長い木を見たことがなかったので、余計驚きました。痛むせいか、柵
があって、触れることが出来なかったのが残念ですが、周囲を回ったりで、そこそこの
時間眺めてました。今から1400年前と言うと、615年。もう、これは飛鳥時代で、聖徳
太子が生きていた時代です。
もうこれは驚嘆するしかない。だって、飛鳥時代ですよ。それを思えば、人の一生のな
んて短いことか。屋久島杉なんて、4000年以上ですよ!もう、ぶっ飛ぶ年齢の長さで
す。木だから樹齢かな。この木は何箇所か、枝がなくなっていて、昔の落雷の後だそう
です。背が高いから、仕方ないのかもです。
しかし、立派な木でした。こういう生き物というか、自然を前にすると、人間は何も言
えなくなりますね。めちゃめちゃ沈黙の存在感です。本当に触れて、何と言いますか
コミュニケーションもどきをしたかったのですが、木が傷むことを避けるために断念し
ました。こういった自然の存在感のある物も、これから出来るだけ見て、触れていきた
いと思いました。