沖縄本島を訪問した際に、何回も行ってる場所がある訳ですが、名護市の東海岸天仁屋
(てにや)にある、嘉陽層(きようそう)の褶曲(しゅうきょく)も、その1つです。
4回位は行ってるでしょうか。海岸に下りて行った浜辺に、この褶曲があります。結構
奥の方にもあるようですが、波があると行けない場所です。眺めは、そこそこ良い感じ
ですが、砂地ではなくて、ごろた石。だから、足場が悪い。そして、海草が石に生えて
いますから滑ります。
人はそこそこいつも何人かいますね。犬の散歩とか、なんでしょう、散策かな。そんな
感じの人が。時々、専門の地質屋さんかな、と言う人も見掛けますね。ここに出ている
地層は、専門用語で言うと海底乱泥流(タービダイト)です。砂層と泥層の互層です
ね。2012年に国の指定を受けたということですから、結構、若い名所です。地層が出来
たのは、3000万年前から4000万年前。海底の深度6000mのところで出来た地層だそう
です。海底の深部で出来た地層なんですね。
綺麗に曲がってる地層を見ていると、これもまた、不思議な気持ちになってきます。だ
って4000万年前の海底の深いところの地層ですよ。驚きです。今は地表にあるんですか
ら。まあ、自分は単純なので、すぐに、こういったものに驚いちゃいます。ここもま
た、沖縄本島のお勧めポイントですね。(興味ない人には、全然場違いかも)