平均株価の下落幅は大発会からの10営業日で2000円を超えています。この
間、GPIF（年金積立金管理運用独立行政法人）の運用損が7兆円を超えた
というショッキングなデータが飛び出してきました。国民の年金は更にま
ずい状況が加速されているようです。今のお年寄りは払った額よりも多い
金額をもらっていますが、若い方は払った分ももらえない。これは完全に
国の詐欺ですよね、今、GPIFは約135兆円の運用資金を持っていますが、
昨年、基本のポートフォリオ（金融資産の組み合わせのこと）を大幅に組
み変えて、国債35%、国内株25%、外債15%、海外株25%の構成に変えま
した。従前と比較しても、リスクの高い構成となっています。
もし、本当に７兆円の損が出ていたとすると、GPIFの運用資産はたった2
週間で5.26％も目減りしてしたことになるそうです。確かに短期の話では
ありますが、安倍首相が国会答弁で答えているような安心が出来る状況
どころの話ではありませんね。どうしてこんな重要な問題が国会で扱われ
ないのか、そしてリスクの高い投資割合を変えるべきなのに、何故しない
のか、まったくもって理由が分かりません。結局、国民は愚かと言うこと
になってしますのでしょうか。理由が分かりませんね。
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