欧米人と日本人の違い

カルロス・ゴーン氏に関わるニュースを見ていると自分の考え方ではあるが、随分違う

部分があるんだな、と感じる。もちろん世界的な大企業のトップになった人間であるか

ら同じ見方は無理な部分もあるが、感じたままを述べてみる。１つはコストカッターと

言われた彼が潰れかけた日産を立て直したのは事実であろう。優柔不断な日本人では出

来ないことをやって人員もカットし、工場も潰して再建を成功させた。ここは褒めるべ

きであろう。しかしだ、何十億円も報酬を後からとは言え、もらうとしたら普通の日本

人はすんなりもらえるのだろうか、と思う。会社を首にしたことや下請けへの厳しいコ

ストカットで親が生き延びたことを一般の日本人がそれをどう思うか、だ。

結構、それには抵抗がある人もいるように思う。

今、色んなネットで得られる情報を見ると第2次世界大戦前は欧州人は東南アジア等を

完全な食い物にしていた話を思い出す。本当かどうかは知らないが白人が有色人種を完

全な食い物にしていたと言う話だ。列挙された話は耳を疑うばかりの話が次々と出てく

る。基本、白人は黄色人種を同じ人間とは思っていないという話だ。多分、今はそれが

表立って表面には出ていないかもしれないが、基本は変わらないのだと思う。今の日本

人もそれに近い部分は結構出てきている感じはある。「気ちがいのイエローモンキー」

と前にはアメリカ人は日本人をそう呼んだらしいが、それは変わってはいないのでは

ないか。多分、「人類皆兄弟」なんて発想はアメリカ人はないのかもしれない。そう

思うと今のトランプ大統領のことも理解出来る部分が出てくる。人間、そうそう基本は

変わらないのが実際なのだろうと思う。今は違うかもだが、謙虚な人は生き方も美しい

そう思わずにはいられない。

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