出典：ロイターHP,原爆投下後の広島
もう少しで終戦記念日になりますが、いつも思うのは原子爆弾は人に対して絶対に使用
してはならないと言うことです。月並みに聞こえるかも知れませんが、これは自分の中
では絶対です。今の時代でも米国には原子爆弾の広島、長崎への投下を肯定している
人たちがいることも知っています。これは自分が思うには、そういう広報を米国が国内
でしていたからもあるでしょうし、本当にこの狂気とも言える爆弾の悲惨さを知らない
からのように思っています。更に言えば、今はどうか知りませんが白人が有色人種を
下に見ていて奴隷にしていた時代がありました。そう言う発想の人たちがいた、或る
いはいると言うことです。何せ日本人はイエローモンキーとか、ジャップとか、言われ
て蔑まれていましたから。原爆投下の際の米国大統領もそうであったと言われていま
す。日本人が大嫌い。
自分も米国での生活もしたことがありますし、あの方々の人の良さもかなり知っていま
す。欧州の方もそうですね。ただ、私がお付き合いしていた方々は収入も高く、もちろ
ん大学も出たりの方々で生活も安定した、そういう方々でした。話を戻すと、何故
原爆がいけないかと言うかですが、無作為に何万人もの人間を一時に相当悲惨な状況
で殺すからに他なりません。正直言って悪魔の武器と言えるでしょう。本当は作っても
ですが、使用なんて絶対にすべきではなかったと個人的に思っています。亡くなった
方には多くの民間人がいるわけです。はっきり言って「大虐殺」です。正常な人間が
「大虐殺」を平気でするなんて絶対に出来ないと思うのが自分の考えです。これって
甘いとか思う方もいるんじゃないでしょうか。甘いの意味もよく分かりませんけど。
日本は米国からも途中からはソ連からも相当ひどいことをされていましたが、それでも
今は彼らを恨んだりはしていません。思い出せば腹は立ちます。特攻のyoutubeの動画
は今でもどうしてか見てしまって、毎回かなり切ない気持ちになります。まあ、泣けて
くることもままありますね。どう言う気持ちで特攻の若者が空母や戦艦に突っ込んで
いったかと思うと本当に切ない。今の日本は彼らが望んでいた国になっているのか、と
かそういうことも考えてしまいます。考えてもどうしようもないかもですが、考えちゃ
います。米国が日本にGHQを置いた時に、どんな教育を日本人にしようとしていたか
も分かっているつもりです。でも、憎いとかないです。
それでも今でもこんな大量虐殺の兵器で地球の平和が守られていると思うと悲しくなっ
て来ます。人間、全然精神的に進歩してないと言う意味でです。特に今はそう言う
気持ちが強いです。日本政府が「核兵器禁止条約」に参加もしないし、批准もしない
なんてのも愚かでしょうがない。言い換えれば政治なんてのは、そんなものと言うこ
とでしょう。広島、長崎の壮絶な悲惨さを思えば、参加し、批准するのも当然でしょ
う。自分はそう思っています。更に言えば、それが人間であることの証しとも思って
います。少し雑駁な話になりましたが、N〇Kが原爆を肯定するような報道をしたこと
を耳にし、今回これを書いてしまいました。そんな公営放送、本当に必要ないです
。自分はもう何年もTV見てないですしね。そういうことなんです。
