余談ですが、小浜島からハイビスカスの枝を買い、今、挿し木で何本か葉が出てきまし
た。なんとか成長してくれると嬉しい感じです。さて、今回はコンプライアンスのお話
です。少しだけですが、その関係業務の経験もあるので、昨今の異常に騒がれている
この話を扱います。自分から見てもコンプライアンスは普通のマナーのように思いま
すが、どうも日本人は過剰に反応するのが常で、どうもみても、それはコンプライアン
スじゃないだろと思うことがかなりあります。個人情報の保護もそうですが、学級の
連絡表で個人の情報だからと言って、電話番号等を記載しないのも、なんだろうと
思っています。それで学級内の連絡で問題がないのなら、良いのですが。
もともとはコンプライアンスは「法令厳守」のことですから、全くもって、その基本
は普通なことな訳です。自分も何度か経験していますが、「分かっていても、ちょっ
とね」と言う感覚で法令等を守らないケースがかなりあるのです。しかし、もしそれ
でトラブルが起きたら、どれだけの損害になるか、会社で言えばそれだけ会社が社会
敵にダメージを被るか、分かっていないのです。そこさえ、正しく理解していれば
法律等は絶対に守る、と言う習慣は自然に身に付くもの、と思っています。ことは
単純でそういうことなんです。
それでも何故か「そうは言っても」と言う輩も結構いるので困るわけです。トラブル
になった際のダメージが分かってないからだと思うのですが。また、コンプライアン
スに社会規範や社会道徳が近年は含まれてきていますし、会社の利害関係者。株主、
経営者、従業員、顧客、取引先などの利益や要請にかなうことも入れるとなるともう
何がなんだか、わからなくなってきます。社会規範や社会道徳もはっきりとした形が
ないため、非常に判断も微妙になってきます。形がないものを判断して決めるという
のは本当に面倒です。また、時代によって、そういう規範や道徳も変わったりもある
ので、余計に面倒になるわけです。
自分の勝手な思いとしては企業活動の利益や関係者の要請等に関わる部分は、コンプ
ライアンスから除外して良いように思ってます。この部分の発想はもう昔からの日本
人の発想ではなく、完全に欧米の発想なので、それをあえて入れる必要もないと勝手
に思っています。どうも日本人は欧米流が一番と大きな勘違いをしています。それは
決して正しいことじゃないと自分は明言出来ますね。長くなりました。とりあえず。