気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

給食の「カジキ」で食中毒・原因のヒスタミンとは。

長野県白馬村の学校給食でカジキのフィッシュチリソースを食べた児童生徒ら46人が食

中毒となった今回の食に関するトラブルでしたが、原因がヒスタミンということで聞い

たことがあるけど、内容のよくわかっていない原因でしたので、少しだけ調べてみまし

た。食中毒になった児童の方々は本当に可哀想ですが、簡単に言えば表現がきつい感じ

にもなりますが、腐った食品を食べさせられたことになります。報道内容ではカジキの

常温解凍時間が長すぎたことで菌が増殖したとありますから、解凍後にカジキを腐らせ

てしまったということでしょう。本来であれば、給食の担当は給食センターですから、

プロの方々が間違える危険性は低いはずなのですが、判断を誤ったということでしょ

う。

 

まあ、変な個人の好みで言えば、カジキのフィッシュチリソースってそんなに食べたい

おかずじゃない気がしてます。(汗)そんな話を置いておいて、ヒスタミンによる食中毒

は一般的な食中毒なのだそうです。Wikipediaではスコンブロイド食中毒と言う名称で

説明があり、不適切な保管や処理によって、ヒスタミンが多く含まれるようになった

魚、マグロ、サバ、シイラ、サーディン、カタクチイワシ、ニシン、オキスズキ、カン

パチ、カジキなどで起きるとされています。これらの魚はもともと高レベルのヒスミン

に変化しやすい成分があり、不適切な保管による腐敗で高濃度のヒスタミンになってし

まうようです。魚の種類だけ見ても美味しいお魚ばかりですから、今までは幸運なこと

に自分は食中毒になっていなかったということでしょう。

 

中毒の症状は、顔面への発赤、蕁麻疹、頭痛、かゆみ、視覚異常、腹痛、下痢等。中毒

の原因となる魚を食べてから10-60分後に発症し、2日間程続くのが一般的。ただし、稀

に呼吸困難または不整脈を引き起こし、ごくまれに死亡する場合があるそうですから、

動物性の食中毒は馬鹿に出来ません。自分での対策としては腐らせないということに

尽きますし、危ないかもと思ったら食べないということでしょう。古い時代の人間なの

でもったいないから捨てないで食べるようにしたい感じがかなりありますが、加熱して

ヒスタミンは消えないそうですから、食べないという選択肢しかないわけです。

今回の食中毒になった方々も軽い病状で済めばいいですけど。