全然知らなかったお話ですが、最近あった宮城県の学校給食の牛乳で児童生徒らが体調
不良になったトラブルでは東北大学の教授によると牛乳に含まれるタンパク質を消化す
る過程でできる物質に脳が反応したことが原因と推定しています。これは初めて耳にす
る言葉です。生まれて66年経過してますが、全然知らなかった。具合の悪くなった児童
は1%ほどと少ない記述ですが、それでも学校給食のことですから大問題にもなるし、
学校としてもかなり対応が困ったと推定されます。トラブル発生後、その牛乳を調査し
ても有害物質を検出出来なかったということですから、学校側もかなり困惑しただろう
と思います。また、学校からの児童たちのご両親への調査では、今後は牛乳を飲まない
という方も僅かながらいたということですから、当然のことでしょう。
さて、牛乳のお話ですが、飲むとそれなりに美味しいですが、自分もお腹を壊したりが
結構あるのです。これは牛乳の中の乳糖による消化不良でお腹を壊すそうですから、そ
ういうのを知ると本当に牛乳は身体に良いのか、という疑問に突き当たります。結論だ
け言えば、嗜好品として低温殺菌のノンホモジナイズされた牛乳、いわゆる牛乳の質を
均一化していない、そのままの牛乳を飲むのが身体に良いそうです。参考までにですが
そのままの牛乳を飲んでいるモンゴルの遊牧民、タンザニアのマサイ族、ダドガ族な
ど彼らはアレルギーもなく、消化不良を起こさないとのことですから、そう考えると
加工された牛乳の品質自体が身体に良くないのだろうかと思っちゃいます。現実に
学校給食の牛乳はホモ牛乳なんて言葉を自然に知っていましたし、牛乳の前は脱脂粉乳
と言う、巷では米国では家畜の餌とされる乳製品を給食で飲んでいました。脱脂粉乳は
今で言うスキムミルクに近い話を聞いてるので、それなら逆に身体に良かったのかも
です。
こうして見ていくと確かに短時間の高温で牛乳が殺菌された品物であれば、1回、牛乳
を沸騰させたことにもなるので、牛乳そのものの味も変わるし、その成分も冷静にな
って思えば変化もあって当然です。詳細が把握出来ていないので牛乳に関しては断定
的に言えませんが、過去に一般に言われていた身体に良いというお話が、本当は身体に
良くなかったという逸話が多々あるので牛乳もひょっとしたら、それに該当する?とか
も思ったりしてます。何せ、食品会社に勤務している方が自社製品を絶対に食べないと
言う話は思いのほか多いので、各人が自分で正しい情報を探して内容を精査し、それで
個々で判断しないとです。ネット社会は更に情報が膨大にあるので余計、そういうこと
なんだろうと思ってます。