どうも2018年頃からブームになっていた高級食パン店の閉店が続いてる話がネットに
流れてきました。勝手な言い方をすれば、本物で美味しい食パンならブームと言うよ
りは根付くかなと思っていたものが、そうではなかった感じです。信憑性も分かりま
せんがSNSで「閉店して当然」とか「単に砂糖入れて甘くしてるだけ」の掲載がある
のを見ると「本物の高級食パン」ではなかった可能性すらあります。
自分は子供の頃から食パンは大好きで結構、食べてました。柔らかさが好きと言うよ
り味が好きだった気がします。そして、マーガリンでなく、バターを塗った食パンの
美味しさは何とも言えないほど、美味しい。自分にとってはお米も食パンもどっちも
美味しくて、すきでした。これって多分、小学校の頃の話です。そして、食パンの
食べた感じも今のと違っていた感じでした。まあ、私が小学校の時の給食のパンは
例の「コッペパン」という物で、そんなにまずいとは思わなかったですが、美味しい
とは思ったことがなかった気がしています。もう1つだけ言えば、当時の給食では
毎回ミルクが出るのですが、(何故ミルクというかと牛乳じゃなかったのです)温めた
脱脂粉乳という代物。子供たちの間では「これってアメリカでは豚の餌だってよ」な
んていう話が普通に囁かれてました。
少し雑談が長かったです。そして、自分は30歳の時に米国で研修を半年ほどやった訳
ですが、主食はもろろんパンです。サンドイッチだと食パンを食べてましたが、普通
は丸いパンを食べていました。もう、名前は分かっていなくて申し訳ないですが米国
の、このパンは結構美味しかった記憶があります。柔らかいパンではないのですが、
味が良いのです。固さも結構気に入ってました。当時は、このパンの味って小麦なんだ
ろうと勝手に思ってました。
それで日本に戻ってきてパンを食べたのですが、正直、美味しくない。なんか違うん
ですよね。かなりソフトだし、見た目はかなり美味しそうに見えますが、味がない。
菓子パンは確かに味がありますが、単に甘いだけ。フランスパンの類では味のするパン
が少しだけあった感じです。そんな訳でパンを余り食べなくなってました。だって、美
味しくないから。加えて小麦のほとんどが米国からの輸入がほとんどで、かなり薬が
輸送のために使われているということで、ますます食べたくなくなりました。
こんな自分のパンへの思いもあった訳ですが、時々は結構高めのパンを買ったりはし
ていましたが、ブームになった高級食パンを買って食べたことがないのです。余り期待
はしてなかったですが、国産小麦を使って、他の原料も健康に良い、本物を使った食パ
ンなら高くても人気が出るだろうし、ブームが去っても本物志向の方にならずっと受け
入れられると思っていたわけですが、内情は別物だったような感じです。偏見かもです
がもし、高級食パンなるものが、単に甘いだけの食パンで材料者製法を厳選した製品で
なかったとしたら、ブームに便乗して儲ければいいと言う感じで作られた高級食パンも
あったんじゃないか、とか思ってしまいます。それは本当だったら本当にせちがない
世の中になったものです。