気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

トンガの海底火山、日向灘での連続地震、そして、富士山の噴火まで

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最近のニュースの中ではトンガの海底火山のニュースが本当に驚きで、島1つが跡形も

なくなっていたり、対象地域がまるで原爆のようと言った甚大な被害を受け、また、そ

の影響で世界の広い範囲で被害が出たことが非常に驚きでした。今は人工衛星で宇宙か

ら噴火の様子が見れて、地球のサイズではどれだけ大きな爆発であったのかが、はっき

り見て取れます。こんな感じで他人事のように自分は言っていますが、このブログを書

いている今も被害で水の余り飲めず、苦しんでいる方々がいると思うと、甚だ勝手なが

ら一刻でも早く、その苦しい状況が無くなることを切に祈らずにいられません。

 

今回の海底火山の爆発が相当規模であったことから日本も被害を受け、養殖の魚が死ん

だり、船の転覆等々少なからず被害があったので、そこも驚くとともに、こんなコロナ

の影響で皆さんが苦労している時期なので、何とか公的な援助も早急に是非にと思って

います。ここで少し触れたいのが気象庁が「津波」被害の予想で相当判断に難儀した点

です。要は過去に事例がないとのこと。1000年に1度の海底噴火とか勝手な話も聞こえ

てきますが、経験もない論文すらない天災には対応が出来ないと言う事実です。この

点からすれば気象庁の事も責められません。逆に言えば分かっていない天災でもどん

な警報を迅速に出すか、でしょう。学問の論議ではなく、人命に関わる大事な警報な

訳ですから。

 

こんなお話をしていると東日本大震災の際に誰が言ったのか、「想定外の地震」と言

う言葉が当時言われていました。自分もエンジニアですし、地中深くのことを対象に

仕事をしていましたから、地下のことは人間が分かっていないことがまだまだかなり

あって欧米人のように「科学で自然を征服する」のような発想は全然ないのです。

また、自然科学をしっかり理解している技術系の人間が恥ずかしくも「想定外」なん

て言葉は絶対に使わないと思っています。そう、自然のこと、地球の事なんて、まだ

まだ分かっていない。それが大前提です。何を言いたいかと言うと、どうも報道も

学者も純粋に事実や学問を究めるとかでなく、政治的に発言をする方々がいる、と

いうことです。想定外なんて、自然を知ってる学者なら学問上の言葉として言える

はずがない。だから、天災への対応もこれもまた、膨大な情報の中から自分で情報を

精査しながら判断をしていかないということです。

 

非常に恐い感じの日向灘での連続地震南海トラフの大地震との関連も色々言われ

気象庁は「直接的な関連はない」と言う判断をしていますが、識者と呼ばれる学者

は近年の大きな噴火や地震の発生を踏まえて「南海トラフ地震は始まりかけている

といってもよい」とか言っているようですが、これの内容が事実かどうかも確かめ

ようもなく、マスコミがどんな選択基準で、その「識者」をチョイスして報道を

しているのか、わかりませんし、また、その「識者」がそんな重要な話をマスコミ

に話をして責任を持てる状況なのかを考えると勘ぐれば「注目されたいの?」とか

「目立つことをしたいの?」とか変な考えさえ、出てきてしまいます。その背景に

は今は国の指導で学者のは潤沢な公費で研究できる制度ではなく、研究費は自分で

集めてこないといけないからです。今の大学は国のおかしな考え方のせいでロクな

研究も出来ないし、お金が本当にないのです。

 

加えて、富士山の噴火も確実に起こると言われているので、単に私たちは恐がるの

でなく、実際にそれが起きた時に困らないような準備を個々でしておくのが一番で

す。自分も緊急用のバックバックを1つ準備しています。このバックパックの中に

は火山の細かな粉塵で目を傷めないためのゴーグルから汚れた水を飲める水に濾過

する簡単な用具等がしっかり入っています。これを見て「え?!」と思った方は

自分が今、噴火等が起きて被害が発生した際にどう出来るのかをしっかり判断して

そして準備のための行動を起こすべきです。災害が起きてすぐに公的な援助なんて

ないと思う方が現実的なので。そういうことです。