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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

産業革新投資機構の取締役辞任劇は、いったい何だったのか

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ここのところのニュースで理解し難かったのが、表記のドタバタです。官民ファンドで

の民間出身取締役9人全員が辞任をしたお話です。経産省から高額報酬を急遽変更さ

れ、また、当機構の設立趣旨も賛同出来ないような理由で辞任となったわけですが

理解にしくいです。国の方針に対して反対をしていますが、辞任の記者会見で説明のあ

った「国の意志を反映させる官ファンドだった」と言うのは可能性としては普通にあり

得ると言うか、そんなの国の機構ならあり得るでしょ、と思うのが国の施策を知った人

間なら口の出てくる問題だからです。

 

そして、辞任した9人は民間でも勝ち組で超一流の方々とのこと。それなら余計に就任

前に趣旨説明等しっかり聞いておけば、分かったことだったのではないか、なんて思っ

てしまいますね。そうなると普通に考えれば報酬の高さを是正されることになったこと

も影響はないとは言えないでしょう。あくまでも推測ですが。本当に報道にあったよう

に年収1億円とかの金額であれば、一般人は「え?」と思うのが普通でしょう。就業人

口の一桁パーセントしか1000万円収入がいないのに1億円ですよ。そして、これは税金

から支出される。妥当性の議論は置いておいても「高くない?」と思うのが普通です。

自分は結果さえ出せれば高額でも良いと思ってはいます。これはどうゆうことかと言う

と、その報酬以上に国に何かしらの利益が還元されればです。はい。

 

しかし、今回の機構の状況を見ると「官ファンド」はかなり厳しいのではないでしょう

か。むしろこういう組織ほど民間の方が良いように思えます。それとも純粋な趣旨と

違ったことを国は考えていたのかな?