どうも警察の誤認逮捕が目に付いて、最近では愛媛の松山市で起きたタクシー強盗で
20代の女子大生が誤認逮捕され、2日間拘留されたニュースが出ていました。何故、こ
んなことが起きるのか非常に不思議です。逮捕はタクシー内の防犯カメラを使ってされ
たようですが、例えば指紋とかの確認をしていれば誤認逮捕はないはずですが、起きた
ということはそういう確認をしないで逮捕したと言うことなのでしょうか。多分、そん
な話になるように思えます。女子大生は逮捕の時に「今日はタクシーに乗ってない」と
弁明したそうですが、完全に無視されたのでしょう。これってめちゃ恐いです。
良く耳にするのは電車での痴漢犯罪の誤認逮捕。そして示談でのお金をせびるために嘘
を付く女性もいるそうですから、更に恐い。まあ、話が自分の関係することに及びまし
たが、関係のない無実の女子大生はどうなって見つかったのかも非常に不思議に思いま
す。逆に言えば無実なのに逮捕された女子大生はどんなに心細かったことか。気持ちの
弱い娘さんだと絶対に泣いちゃいますよね。それでも逆に真犯人が見つかって良かった
です。しかし、逮捕までの手順は規定されていないのでしょうか。決まっていそうな感
じですが、ひょっとして決まってない?いずれにしても人間の一生に大きな影響を及ぼ
すことなので、かなり慎重にしないといけない事柄です。
そう言えば誤認逮捕で言えば、「松本サリン事件」を思い出します。事件当時から専門
家が河野氏が持っていた薬品ではサリンは生成出来ないとしていたものを、変な(失
礼)評論家もどきの方々が間違った情報を言い、それで河野氏が疑われた事件です。
そういう意味では報道も恐い。一回、そうと決められたら犯人でもないのに犯人にされ
てしまう危険性が大です。たかが2日間と思う方もいるかもですが、誤認逮捕された女
子大生にとっては多分絶望の2日間であったように思います。