地球に小惑星が衝突する危険性は予想以上に高く、それで人類も大被害を被る危険性が
高いお話をここでも何度かお話しましたが、機能の10日までで2回、小惑星が地球をか
すめています。気付かなければどうということもないですが、学者さんに言わせれば
ヒヤヒヤものだったようです。2019OKは、地球から約7万キロの距離まで接近し、この
距離は地球から月までの距離の5分の1以下。地球をかすめて秒速24キロの速さですれ違
ったと。NASAジェット推進研究所が公表しています。この小惑星の幅は59メートルか
ら130メートル程度で、これまで全く知られておらず、ブラジルとアメリカの天文学者
らによって、地球に最接近する数時間前に発見されたそうです。いや、これも想像する
だけでも恐い。恐いなんてもじゃないです。衝突の数時間前に気付いても何も対策は出
来ないでしょうし。非常に恐い接近でした。
また昨日の2006QQ23はNASAによると約744万キロまで地球に接近するが、これは月
までの距離の20倍近くの距離で、地球に衝突する心配はないが、潜在的に危険性だと
される範囲内にあるとだったということです。この小惑星の直径は250~570メートル
と推計されており、秒速4.6キロ。いずれにしても地球に衝突したら都市の1つぐらい
は簡単に消滅する被害になるので、その被害は想像を絶します。こんなのが年間何個
かは地球の近くを通過するわけで人間の命なんて、そういう意味ではいつ無くなっても
おかしくないと思ってしまうのは悲観的過ぎでしょうか。そんな宇宙環境の中で自分た
ちは生きてるということを再認識しました。