気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

火星の地震を初観測か、NASA

f:id:o-kenya777:20190424184947j:plain

f:id:o-kenya777:20190424185302j:plain

引用:AFP BB news https://www.afpbb.com/articles/-/3222290?cx_part=top_category&cx_position=3

自分も今まで知らなかったことですが火星も内部からの振動、言わゆる地震があると

いうことが今回無人探査機インサイトの調査で分かったそうです。非常に不思議な感じ

がします。火星には地球にようにプレート等はないはずなので。ここでは「地震」でな

く新しい言葉「火震」という言葉で表現されています。火星も何種類かの振動があるよ

うですが、インサイトの調査ではそれを区別して内部振動は区別できたのだそうです。

「火震」の原因ですが、ここでは火星の温度変化による冷却と収縮の継続的なプロセス

で起きると推定しています。ちなみに火星の温度ですが、火星の表面温度は均-55℃。

そして、太陽光が当たる表面の赤道近くでは20℃程度まで上昇。また、極付近は-153℃

まで下がると言うことなので非常に大きな温度差があることになります。それが原因の

ようです。それではAFPニュースを引用します。

 

【4月24日 AFP】火星でこのほど、地震とみられる揺れが初めて観測された。科学者ら

が23日、明らかにした。地球の隣にある惑星の起源に関する新たな発見への期待が高ま

る発表だ。揺れは4月6日に観測されたもので、2018年12月に火星表面に設置されたド

ーム型の「SEIS」として知られる地震計が探知した。SEISは、米航空宇宙局

NASA)が火星に着陸させた無人探査機「インサイト(InSight)」によって設置され

た。

 SEISの諸計器は気象による振動を計測するが、火星の深部からの動き、いわゆる

「火震(marsquakes)」や隕石衝突による揺れも探知できる。SEISを運用するフラ

ンス国立宇宙センター(CNES)は、同センターは、6日の揺れについて「弱いがはっ

きりした地震信号」だったと説明している。研究チームは今回の観測を通じて、火星

中心部の活動に関する情報の収集に期待を寄せており、数十億年前の火星形成につい

ての洞察につなげたい考えだ。チームは現在、揺れの原因を確認するとともに、観測

結果が風や雑音によるものではなく、火星内部から発生していることを確かめる作業を

進めているという。(c)AFP

地球外の天体も様々な調査が進むことで本当に新しい知見が分かってきます。以前より

もそういった調査も各国で競い合ってる面もありますし。今後も新しい調査結果がどん

どん出てきますので、それに期待したいと思います。