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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

紀元前金貨1枚、3億6500万円で落札 記録更新

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古代の遺物が超高価な値段が付けられることがあります。今日見たのは紀元前に作られ

た金貨1枚が3億6500万円のお話です。これはもう驚愕に値する金額です。ニュースは

CNNからです。まずは、その紹介からです。

 

【CNN 10月31日】

共和政ローマ末期の将軍ユリウス・カエサルの暗殺を記念した金貨が競売にかけられ、硬貨で過去最高額となる270万ポンド(約350万ドル=3億6500万円)で落札された。金貨は紀元前44年にカエサル暗殺を首謀したマルクス・ユニウス・ブルートゥスの肖像を描いたもの。

このほか、ブルートゥスと共謀者のカシウスが暗殺に使った短剣や、解放奴隷に与えられた自由を象徴する帽子、カエサルが死亡した3月15日を表す語句も刻まれている。金貨は暗殺から2年後の紀元前42年にブルートゥス自身が発行した。

競売を手掛けた英ロンドンのオークションハウスの責任者は声明で、この金貨について「カエサル暗殺に使われた武器と実行の正確な日付、動機を提示するという比類のない権力誇示行為が見て取れる」と指摘。「あからさまに臆面もなく(暗殺を)記念したもの」と評している。暗殺の背景には、カエサルが君主就任を狙っているというローマの政治家の見方があったとされる。

カエサルは「終身独裁官」に就任したのも束の間、そのわずか2カ月後に一部の元老院議員によって殺害された。その後ブルートゥスはフィリッピの戦いに臨むも、カエサルの後継者でおいのオクタビウスと友人のマルクス・アントニウスに敗れ、自害している。金貨は鋳造時の状態をほぼ保っており、現存するわずか3枚のうちの1枚となっている。

これ以前に古代ローマの硬貨として最高額が付いたのは2008年、ハドリアヌス帝の銅貨が約250万ドルで落札された時のことだった。全通貨を通じての最高額は、2012年に落札された古代ギリシャの金貨の325万ドル。

 

この硬貨は紀元前の品物ですが、写真を見る限り、かなり綺麗です。丸のままで金貨

そのままの感じ。カエサルも古典ラテン語読みのようですが、英語読みでは「ジュリア

ス・シーザー」。そう、例のシーザーが暗殺されたことを記念して作られた金貨なのだ

そうです。現存数が3枚。どうやって3枚を確認したのかも分かりませんが、現存数が

たったの3枚。そこにも高価である理由があるか、自分には分かりません。いずれにし

ても、この金貨1枚で私の多分生涯収入以上なのは、驚いてしまいました。