少し前に若手の人気男優さんだったかがひき逃げ事故を起こして、世間を騒がせていま
した。自分も前の会社勤務の際は管理職として社員の交通安全事故に関する情報を実際
に目にすることが多かったのですが、交通事故は本当に多くあります。自分も自損事故
を含め、事故を経験している者としては、多くの事故は本来であれば、避けることが
本当は出来たのに配慮とか気遣いを欠いたために起きると思っています。
単純に気を付けましょうではなく、具体的な事故を防ぐ行動を身に付けることでかなり
の事故は避けることが出来ます。ただ、自分は経験がないのですが、車で人にケガを
させた場合等は事故を起こした人間は相当気が動転するようです。それに気づいてない
場合は別ですが恐くなって逃げたくなるのが人間の心理としてあるようです。
それでも自分の運転で人をケガさせたら、早急にそのケガ人対応をするのが運転者の
義務で、そこから逃げたら本当に責任を負うという部分で大変なことになってしまい
ます。それでも少し思ったのが血を流したケガ人がボンネットの上に飛んできて、
それでフロントガラスにでも飛び込んで来たら、本当に逃げたくなってしまう気が
しています。そういう運転は自分はしていないですが、自動車は走る凶器なのは
間違いありません。ですから、それを出来るだけ頭に叩き込んで運転をいつもする
必要があります。
そう言えば若いころに速度超過で90日の免停と高額の罰金を払ったことがあります。
完全に行政処分の対象でした。いくら安全講習時のテストが高得点でも当時は90日の
免停は半分の45日にしか出来ません。それは仕方がないとしても安全講習時の放映
されたビデオは残酷と言うか交通事故の悲惨なシーンばかりで本気で気持ちの悪くな
るシーンばかりで放映する前にも、もし見ていて気分が悪くなったら退室して休んで
良いです、などと言う講習の先生のメッセージも事前にあったほどです。多分、こん
な残酷な事故を絶対に起こさないでよ、というのが警察の意図だったように思います。
そんなわけで自動車の運転は本当に楽しいし、速度も走っている場所によって楽しい
場合もあるわけですが、常に歩行者に対しての安全確保は絶対ということになります。
そう言えば20過ぎてすぐの頃に運転が好きで2日間で2000㎞程度走った記憶がありま
す。レンタカーでしたが、楽しくてどうしようもなかった。走行距離の多さにレンタカ
ー屋さんも驚いてました。それだけ楽しい車な反面、一歩間違えば凶器になるわけで
そこは決して忘れてはいけないと常に心に焼き付けています。今回問題になったのは
かなり若い方のようで大いに反省してもらい、若い方にもそういう注意喚起になって
くれればと思います。人間を守る運転は必須です。取り急ぎ。