気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

雑・長嶋さんが亡くなったこと

時の流れが絶対に止まることはなく、否が応でもそれに従うしかないのが世の常です。

年齢がいくと大好きだった方やヒーローだった方が亡くなるのはどうしようもないこと

です。今回の長嶋さんのことも言うまでもありません。昭和時代の完全なヒーローだっ

たですから。89歳ということですから大往生なのかもしれません。でも先輩の広岡氏が

93歳でご存命なのですけどね。子供の頃は特に小学生の時代ではジャイアンツは9連覇

達成をしていた時代で関東地区の子供たちはジャイアンツのキャップを被り、ジャイア

ンツが大好きな子供ばかりだった気がします。ジャイアンツの中でも王さんと長嶋さん

は別格でしたから。

 

まあ、その後でも原のような選手も活躍していますが、自分は原は好きじゃないし、全

然ヒーローなんかじゃないのです。だって彼は長嶋さんのようにチャンスに強いわけじ

ゃなくてチャンスに弱いから。そういう面では長嶋さんは凄いし、完全なヒーローな訳

です。そして、私のような人間以上に長嶋さんが大好きな方々が大勢いるのです。これ

石原裕次郎さんと同じ感じでしょう。裕次郎氏は1934年生まれ。長嶋氏は1936年生

まれですからほぼ同じ年代です。雰囲気は自分でも大体わかるのですが、このお二方に

熱中していたのは自分よりももう少しだけ上の方々。こういった方々には、この2人の

方は完全にヒーロー。神様扱いなのです。

 

長嶋さんの逸話は数限りないほど、ありますし、その内容も普通の方からすれば絶対に

異常な行動や発言なのですが、長嶋さんなら何故か、許されるし、ああ、長嶋さんだも

のね、と納得できちゃうのです。不思議な感覚です。後にも先にもこんな方がいません

から。1つだけ触れると監督時代の選手への鉄拳制裁です。今の方からすれは、そんな

前近代的なことをやっていたのか、と言われそうですが、自分の時代でも普通にありま

した。小学校の頃、学校で悪さをしたら、大好きな男先生からゲンコはもらってました

し、そんなの勝手な思い込みでしょ、と言われそうですが、大好きな男性にゲンコをも

らったら、自分はかなり悪いことをしたんだなとつくづく反省したものです。長嶋さん

の例で言えば打者との対決で逃げた投手に鉄拳制裁をしたのは有名な話です。熱血漢の

長嶋氏、野球で観客を熱狂させたい彼からしてみれば、逃げる投球なんてプロとして絶

対に許される内容ではなかったと断言出来ます。だからと言って殴って良いのか、は詰

問されそうですが、良いか悪いかは別としてそういう時代だった気がします。

 

最後に息子、一茂と大谷君に触れます。正直言って自分は一茂がデビューしたときは本

気で期待していました。だって、ヒーロー長嶋さんの息子ですよ。普通な訳がない。飛

び出た才能をもっていたに違いないのですから。その証拠としてプロ初安打が元メジャ

ーリーガー、ガリクソンからのバックスクリーンへの特大アーチ。あり得ないですよ、

どうみても。長嶋の息子だものね。それしかなかったのです。それが何故か冴えない形

で引退。正直、がっかりでした。後から落合さんが一茂は親父さん以上の素質があった

し、練習しないもんな、のコメントです。「ああ、あいつ、やっぱりそうなんだ」と納

得しちゃいました。そういう奴なんです、一茂は。最後に何故、大谷君に触れたのか。

それは大谷君と長嶋氏が一緒に写っている写真を見て、何故か、泣けてきたからです。

何故なんでしょう。写真の長嶋氏はもう老いて病気ですから、全盛期の姿ではないので

すが、本当に嬉しそうな表情です。長嶋氏の気持ちが想像出来てしまって。それででし

ょう。大谷君、長嶋氏を大事にしてくれてありがとう。

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