大好きな沖縄ですが、地元の人と話をしても余り仕事に関しては、良い話を耳にしませ
ん。そもそも働ける場所が少ないのです。また、働ける場所があったとしても賃金が
安い。そう言う意味では元々沖縄では大きな産業がありませんから、その成り立ちから
して仕方のない部分もあったのだと思ってます。また、家族とかで助け合う風習が残っ
ているようですから。ですから、収入が低くても助け合いながら、何とかやっていけて
いたように思います。(勝手な判断ですが)。最近の公表ですが、山形大学の調査では
生活に必要最低限の収入がないという定義の「絶対的貧困率」が2012年で沖縄県が
なんと34.8%。また、18歳未満のお子様いる世帯の「子どもの貧困率」が同年で
37.5%。もちろん全国で一番悪い数値です。そして、その貧困の状況が更に進んでいる
という調査結果です。
思わず、ため息が出ちゃう調査結果です。3世帯に1世帯が貧困。確かに基地に土地を貸
している人や台湾辺りから沖縄に来て仕事に成功している人もいますし、那覇市の中心
の県庁や市役所は自分の想像と違って大変、立派です。でも、これは多分、国からの補
助金とかで建ててますよね。そして、那覇の中心街を外れると、本当にノンビリした
元々の沖縄の佇まいになります。この風景を見れば、収入はそんなに高くないんだろう
なとすぐ、分かります。離島なんて言ったら、それは余計にですよね。環境が我々が
住んでいる内地(本州)とかと全然違うのですから。沖縄の人だけが困るようなことは
何とか避けないといけません。それをあの方々が受け入れるかどうか、は分かりません
が貧困がいいわけがないですから。そして、その土地に米軍の駐留を国としてお願いし
ている。結論は短絡的には出せませんが、色々考えさせられます。このままで良いの
か、そんな感じになります。