この27日、例の小保方さんの手記が講談社から出ることが発表された。全部を自分はま
だ読んではいないが、概略版を読んでみると今まで自分がマスコミから得ていた情報と
小保方さんの手記の内容は、かなり差がある。相当騒いだ話題だし、内容が内容だけに
世間が一斉に騒いだ話題であった。しかし、本当の部分はよく分からない部分が多い
し、調査対象となった理研の出した報告書では、仮に意図的に内容が変えられていたと
しても絶対に分からない。
少なくとも個人プレイと言うよりは企業としての悪質な改ざん行為であるから、本当は
完全に第3者の調査機関が調査して、その内容を公表すべきは公表すべきであったよう
に思う。本件に関しては、本当に世界的に有名な学者が一人自殺までしている。そし
て、彼が仮に悪い行為をした人間であっても日本の大損失な人材であったことは、間違
いのない事実のようである。
報道は前にも触れたが、書く記者の意図が、あるいばそのマスコミ企業の思惑がかなり
入る。これは悪意のある意図的な行為で無かったとしても真実は世間には伝わらない。
また、仮にそこに大きな力が介入したら、読む記事はかなり改ざんされて報道されるこ
とになってしまう。小保方さんをかばうつもりもないが、当時、相当彼女が必要以上に
叩かれていたのは、紛れもない事実である。STAP細胞のことはよく分からないが、あ
の理研が組織として大きな欠点を持ったまま、研究活動をしていたのは事実である。
情報過多の時代であるが、本当の事実がマスコミから流れていると誤解をしないように
したい。これは例のN〇Kですら、その傾向があるように思う。不思議なことに、この
名称が出るだけで、全部信じてしまう人が少なくないのが驚きであるが、真実を見る眼
をしっかりと研ぎ澄ましていきたい。