このCDは珍しく本に付いてきたCDなのですが、その本の名前は「機長席、武田一男
著、朝日パノラマ出版」と言う本です。2001年に出版された本ですが、本を読むより
付いているCDの当時の日本エアシステムのボーイング777(レインボー7)が新千歳空
港から羽田空港までの離着陸でコックピット内で話された会話が、そのまま録音されて
いる音を喜んで聞いています。コックピットの音以外には「コックピットクルーのブル
ーフィング」と「コックピット&キャビンクルーのブルーフィング」の録音も入ってい
ます。旅客機が好きでない人にとっては何も興味の沸かない音のようですし、第一何の
話をしているのか、さっぱり分からないようです。
うちの家族に言わせればキャプテンと副キャプテンの声が良すぎるのだとか。そんなの
こっちにとっては、どうでも良いことなのですが、内容に興味のない人間ですと、そん
なもんらしいです。日本エアシステムは昔は東亜国内航空と言い、日本航空、全日空と
ともに昔は3大民間航空会社だった会社の1つです。結局は日本航空と吸収合併になる
わけですが。
新千歳空港からの離陸の際の、コックピットの緊張感、あるいは羽田空港への着陸時の
音、会話。これらは本当に自分の興味を満足させてくれます。そう言えばそこそこ日本
の航空会社の旅客機の離着陸のDVDも結構持ってますし、見たりしていますが、この
CDほどは利用しませんね。このCDがかなり気に入ってます。アマゾンを見ても、もう
絶版ですし、中古だと値段もかなり安いようです。正直、買って最初に聞いた時から
何の会話が全部分かってましたし、内容も関心しながら聞いてました。ところが車に
同乗した家族が聞くと何の事やら、ちんぷんかんぷんなんだそうです。逆に言えば、自
分がそれだけ予備知識を持っていた、と言うことなのでしょう。もし、良い状態の中古
本があったら、もう1冊買っておこうかな。