註:写真は3つ共、海洋研究開発機構(JAMSTEC)のHPより
24日、海洋研究開発機構(以下、JAMSTEC)はブラジル沖の大西洋、深度4204mの
サンパウロ海嶺で世界最深の鯨骨生物群集を発見し、新種の生物も41種類、全て新種
である可能性が大と言うプレス発表をしました。この調査に使ったのは、もちろん
「しんかい6500」!私が大好きな有人深海調査船です。いやー、頑張ってますねぇ。
そして、深海は調べれば調べるほど、新しいことがどんどん出てきます。宇宙もそう
なんですが、地球にある海そのものがフロンティア。一応、深海は深度200m以上を
区分として深海としています。この深度になるとほとんど太陽光が届かない。そして
海の平均の深度は何と3800m。そう、富士山1個分なんです。好きな話題なので、どん
どん話が進んでしまいます。
なかなか知り得ない知識になりますが、今回のような鯨の骨に集まった生物群が発見
されたのは過去にたったの7例。これだけしかないんです。ですから非常に貴重な発見
になります。こんな深海の太陽光のない、酸素のない環境での生物ですから、研究も
貴重なんです。やはり、海洋の研究者でない私と言えども、興奮してる感じです。
基本、子供の頃から海が大好きで、深海なんてのも大好物でしたから。知っている人は
知っていると思いますが、クストー船長と調査船カリプソ号なんてのをTVで食い入る
ように見てましたね。クストー船長は例のアクアラング、潜水具を発明した人としても
有名です。
肝心のJAMSTECの発見の話、詳細が抜けていますが、興味ある方は是非、JAMSTEC
のHPでプレスリリース(概要)を見てほしいと思います。そして、ここには発見の際
の動画も掲載されていますので、興味ある方は絶対に!。