引用:70'sシングルA面コレクション
我々からしてみれば、良い意味での少しだけ先輩なカッコいいお兄さんだった西城秀樹
さんが昨日お亡くなりになったそうです。我々は高度成長期の非常に明るい時代に少年
時代を過ごしてきました。その中でもカッコ良かったのは、ヒデキやジュリーであった
ように思います。彼らはなんて言うんでしょうか、一言で言えば、かっこいい、花があ
る、男の色気を感じる、そんな対象であったように思います。今プロフィールを見て
知りましたが身長が181㎝、大きいですね。やはり、かっこいい。
当時のTVでは「芸能人オールスター水泳大会」(?)と言った番組もあって、ヒデキが
出ると必ず1位になっていたように思います。当時は野口五郎、郷ひろみもいましたが
一番男っぽい。後から確か年齢詐称の話が出てきたように思うけど、前の2人と比べた
ら大人っぽいので当たり前とか思ってました。決して可愛いじゃない、男っぽい青年
、そんな感じでした。ハウスバーモントカレーの宣伝も出てましたよね。「ヒデキ
感激!」そんなキャッチコピーも流行ったように思います。後はTV番組「寺内貫太郎
一家」にも出ていて、小林亜星さんとの喧嘩はお互い本気でやっていて、ヒデキが肋骨
を骨折したとかいうほど、迫力のある喧嘩シーンだったのを思い出します。
本業の歌では、なんと言っても「傷だらけのローラ」これが熱唱でインパクトの最もあ
った歌のように思います。もう自分も60過ぎてますからジジイの域に達していますが、
この時のヒデキは本当にカッコよく、未だに、この時のヒデキを超える男が全く出てき
ていないように思います。正直、今のジャニーズは可愛いとか、多少カッコいいのは
いますが、歌で勝負出来てないでしょ?(異論はいっぱいあるでしょうけどね)
そんな彼が歳を取ってから、2度の脳梗塞に合いながらも、リハビリを重ねて、苦しい
であろう状況を乗り越えてきたのは、本当にヒデキらしいと思っていました。不死鳥
、そうフェニックスだな、とも思っていましたね。その彼が昨日、亡くなってしまった
とのこと。非常に悲しいし、ガッカリです。ある意味で若い頃の、良き時代の「宝物」
であった「ヒデキ」。今は彼が日本の良き時代を作ってくれたことに感謝し、永眠して
くれるようお祈りします。合掌。