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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

フレディ・マーキュリーの声の秘密

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引用:Freddie Mercury: Queen Singer, Gay Clubs, ‘Bohemian Rhapsody’ – Rolling Stone

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引用:Brian May Confirms Freddie Mercury Actor Sorted, At Launch Of Devilish New Book 'Diableries' | HuffPost UK

中学の頃だったと思うが、自分はクィーンのデビューの頃から、当時はカセットテープ

を買ってクィーンを聞いていた。当時のロックグループの中では非常にユニークで珍し

い感じのグループだった。デビュー当時、本国のイギリスでは確か不評で何故かルック

スでだと思うが日本国内では当初から人気があった。しかし、このグループが世界的な

成功を収めるとは全然思っていなかった。曲も変わっていたし、リードボーカルのフレ

ディが非常にユニークで何というか、声が変わっていた。途中から4オクターブの声と

か言われ、絶賛を浴びたりもしていたが、その秘密が今、明らかにされている。

今伝記のような映画「ボヘミアン・ラプソディ」も公開されているので、いいタイミン

グでのプレス発表であるかも知れない。

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「トカナ」より:https://tocana.jp/2018/11/post_18804_entry.html

 

伝説のチャンピオン』や『ウィ・ウィル・ロック・ユー』など、今日でも普通に聴く機会のあるクイーンの名曲の数々だが、それらのほとんどの曲でリードボーカルを務めたのが故フレディ・マーキュリーだ。今でも耳にするフレディの歌声はまさに変幻自在で、時には低くうなり、あるいは透き通るような伸びやかな高音で歌いあげたりと、音域の広さに魅了されたファンも多いはずだ。


 しかしそんなフレディの名声に横槍(!?)が入ったかもしれない。最新の研究では、フレディの声域はごく一般的な男性の声の、それ以上でも以下でもないという、ファンにとってはショッキングな報告が発表されているのだ。特別にファンではないにせよ、彼の声が一般人と変わらないものであるとはにわかに信じがたいことだ。もしフレディの声が特別豊かな音域に恵まれていなかったとすれば、声以外に何らかの秘密があったというのだろうか。

 オーストリアの音声科学者であるクリスチアン・ハーベスト氏が中心となった研究チームが先頃発表した論文によれば、フレディ・マーキュリーの魅力的な歌声は、彼の声によるものではなく“喉”によるものであると主張している。研究チームはクイーンの楽曲はもちろん、今日残されている多くの録音素材からフレディ・マーキュリーの声を分析した。その中にはメディアによるインタビュー音源なども含まれている。

 この分析は、往年のファンの思い出の中にある“神格化”したフレディ・マーキュリー像を失墜させるものになるのかもしれない。多くのファンが、フレディは高いテノールの声の持ち主と認識しているのに反し、声の分析によれば彼の主声域はテノールとバスの中間のバリトンであるという。そしてさらにショックなのは、高低自在に歌い分けているかに思えたフレディが「4オクターブの声域」の持ち主ではないことが判明したのだ。ファンであればあるほど衝撃のニュースになるかもしれない。しかしご安心を……、フレディの声自体は十人並みのものであったとしても、その“発声テクニック”は常人がまねできないひときわ優れたものだったのだ。

フレディの“七色の声”の秘密は喉の使い方にあるということだ。フレディがアカペラで歌う21の音源を分析したところ、ビブラートの周波数は7.0ヘルツというきわめて高い数値を示したという。研究チームは発声法において彼は“フォースの使い手”であったのだとすら言い及んでいる。

 フレディは平凡な声域を補って余りある発声テクニックを駆使していたのだ。加えて、フレディの声には「サブハーモニクス」の振動があることも確認されたという。

 サブハーモニクスは、ヴァイオリンの演奏で知られているスペック上は不可能な1オクターブ下の音を奏でる技術だが、この現象をフレディは喉を巧妙に動かして引き起こし、彼特有の“うなり声”を生み出しているということだ。

 実験では、フレディの“歌まね”がうまいロック歌手になるべくそっくりに歌ってもらい、その喉の動きを毎秒4000フレームというハイスピードカメラ撮影した。そしてこのデータをもとに、フレディが生理学的にどのように喉を動かして発声していたのかを突き止めたのだ。フレディが“うなり声”をあげるときの喉の使い方は、もともと持っている声帯の能力の限界に到達することができるという。

「ビブラートの素早さとイレギュラーさを組み合わせるこの発声の特徴は、フレディ・マーキュリーがステージで魅せるエキセントリックで華々しい個性の演出に一役かっているのです」と論文中で述べられている。

 ではこうした発声法、歌唱法はフレディが自ら編み出したものなのだろうか? これに近い歌唱法が喉歌(Tuvan、トゥバン)と呼ばれる、中央アジアアルタイ山脈周辺の民族に伝わる特殊な歌い方だという。実はフレディ・マーキュリーの両親はペルシャ系インド人なのだが、ひょっとすると中央アジアに何かゆかりがあったのかもしれない? と、考えるのはやや想像を膨らませ過ぎかもしれない。はたしてフレディがあの“七色の声”をどうやって獲得したのか、それはあの世で故人に直接尋ねてみるしかなさそうだ……。
(文=仲田しんじ


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これでお分かりだろうか。声が特殊であったわけではなく、喉の使い方、発生方法が

 

 

特殊だったと言う結論である。いずれにしてもあの声はマーキューリーだけのもので

いつまでも色褪せることもない。若くして亡くなった彼であるが天国でも歌っているのかもしれない。