日本アニメに制作な役割を果たしてきた京都アニーメーション。そこの事務所
が放火と言う犯罪行為で尊い33名の方が亡くなり、大きな騒動になっていたことを今日
初めて聞きました。放火したのは関東の41歳の男。油を撒いて、火を付けたのだそうで
す。当時は事務所に70名ばかりの方がいらしゃったようです。約半分の死亡者。ネット
のニュースでは逃げるための扉が開かず、それでその周囲に亡くなった方が集中してい
たようなことも報道されています。自分、60歳は超えていますが、日本のアニメかなり
好きですね。しっかり作られているものも少なくないし、元気のない時にそれを見ると
元気が出てきたり、心が休まる作品も少なくない。レベルの高い作品がかなりありま
す。
産経新聞の掲載内容ですが、近畿大学非常勤講師の町口哲生さんは、京都アニメーショ
ンを「世界に影響力をもつ、日本のアニメ文化の粋を集めたような存在」と評してお
り、またトップレベルのアニメーション監督も所属しており、世界のアニメの消失に
もつながるような事件としており、今回の放火による被害がどれだけ日本のアニメーシ
ョンに悪影響を及ぼすか、まったく想像が出来ていません。
また、 京都アニメーションは地方に拠点を構えることで自社雇用のスタッフを抱え、
アニメーターの待遇を改善。安定した働き方に裏打ちされた作品は高いクオリティ
ーを誇り表現を革新、日本のアニメを変えたともされています。そんな風に考えていく
と今回は物的な損失もあるでしょうが人材の損失が日本のアニメにかなりの影響を
及ぼすのが間違いのないことのように思います。ふう、人材の損失と言うのは本当に
大きな価値のあるものを失くしてしまったということが非常に多いです。しかし
関東から京都まで出かけ、油を撒いて放火と言うのはどういうことなのでしょう。
まったく想像も出来ない。犯人に対して批判はしませんが、「日本の貴重なアニメ
文化に対してなんてことをしてくれたんだ!」ということになるのでしょう。言葉も
ありません。まずは亡くなった方々に今までの日本アニメへのご努力に大きなる感謝を
すると共にご冥福をお祈りします。また、怪我等を受けた方々も1日も早く治って頂け
るよう、心から回復を強くお祈りいたします。