地球環境破壊の話は、ここでは何度も取り上げていますが、今回、CNNの、このニュー
スを読んでも何のためにかがすぐに理解出来ませんでした。少し頭がぼけているようで
す。しっかり考えれば分かるはずなのに、完全にぼけています。少しここでも話を出し
ていますが、現在の生活での利便性が悪くなっても自分は地球環境を守る方が絶対に良
いと思っています。旅行等で人間の影響が少ない自然は本当に素晴らしい。そこに佇ん
でいるだけでも自分が元気になってくるのが分かります。ですから、こういった素晴ら
しい環境は未来の子孫のためにも絶対に残していきたい。付け加えて野生の動物がプラ
スチックを食べて死に至るというのも本当に悲しくなってきます。今回のニュース紹介
はCNNからです。
【CNN 8月21日】
米カリフォルニア州のサンフランシスコ国際空港で20日から、ペットボトル入りの飲料水が販売禁止品目に追加された。空港の利用者は再利用可能な容器を自分で持ち込むか、空港が承認したガラスまたはアルミ製の容器に入った飲料水を購入する必要がある。
サンフランシスコ国際空港は2021年までに世界初の廃棄物ゼロ空港になるという目標を掲げ、フードサービス規制を打ち出している。禁止対象となるのは精製水や炭酸水、ミネラルウォーター、電解水などの飲料水。空港内の売店や自販機で、ペットボトルなどの使い捨て容器に入った容量1リットル以下の飲料水の販売や無料提供ができなくなる。
リサイクル可能なアルミやガラス、および堆肥化できる承認済みの容器に入った飲料水の販売は認められる。利用者が空のペットボトルを持ち込んで、空港内におよそ100カ所ある無料の水飲み場で水を入れることもできる。一方、清涼飲料水やアイスティー、コーヒー、ジュースといった飲料にはこの規制は適用されない。同空港は今年に入り、プラスチック製の使い捨て食器などの規制に乗り出していた。
同空港で発生するごみの量は、1日当たり1万本が売れる飲料水の容器を含めて、年間1万2700トンに上る。プラスチックボトル1本が生物分解されるのにかかる年月は450~1000年と推定される。
このニュースを聞けば当然の対応とも思えますし、自然と共に生活するという風習の日
本で何故、もっと早く同じような活動が出てこないのか、本当に不思議に思います。
この話は何度も耳にしたことがあると思いますが、お豆腐はお使いで買いに行くときは
鍋を持って買いに行っていました。当時はお豆腐屋さんが自転車でメインの通りをラッ
パを鳴らしながら売り歩いていました。余談ですが当時のお豆腐屋さんは同級生の女の
子のお父さんがやってましたね。確か白根お豆腐と名前でした。今でも覚えています。
何を言いたいかと言うとお豆腐を買うのに包装というかパッケージがいらない。
そういう話です。合理的です。何の問題もない。第一ボックス型の梱包は捨てる際も
スペースを取るし、不便でなりません。数年前には欧州でシャンプー等を測り売りして
いて、専用の容器をお店まで持っていく話も聞きました。それで良いと自分は思いま
す。もともとの根本的な問題意識は人間の生活における利便性はどこまで求めるべき
ものなのか、という部分です。確かに便利なのは良いですが、それで自然を壊している
としたら、それは本来の意味で利便性ではないと自分は考えています。
しかし、プラスチックのボトル1本の生物分解に最長1000年かかるなんて全然知りませ
んでした。こんなものを便利だと思っている自分がアホに見えてきました。人間は本当
に愚かで仕方がない。そう痛感してます。