ウクライナの情勢がどんどん開戦へ進んでる感じもしますが、ロシアは国内の経済環境
も良くないし、どう考えても戦争をして耐えられる状況ではないと言われています。
また、欧州も米国も戦争はしたくないでしょうから。完全に狐と狸の化かしあいでどん
なところで折り合いを付けるのか、目が離せません。何かの間違いで戦争になるなて
のは絶対に回避してほしいと思いますね。しかし、現在、ロシアは、ウクライナ国境に
軍隊を10万以上も展開していて、いつでもウクライナに攻め入ることができる状況にあ
るそうです。アメリカ側はロシアに撤収を求ましたが、ロシア側は逆に西側が不穏な動
きをしているからということで撤収を拒否しています。本当に今後どうなるのか、です
し、この「不穏な動き」とは何なの?ということでしょう。
この世の中表があれば裏もあるで本当の部分は裏の話が本当のお話になる訳ですが、そ
れが表立って出てくることはほぼ皆無なわけです。今回の件もロシアとウクライナの
揉め事ではなくて、ロシアと欧州との揉め事と言って良いようです。ロシアは以前の
ように兄弟が国力も無くなってきているので、周辺関係国の関係もどんどん弱くなっ
ている環境です。ジョージアやモルドバは米国との繋がりが強くなっていますし、
それでNATO参加国が増えています。また、カザフスタンやトルクメニスタンは中国と
の関係が強くなっており、どうみてもロシアは勢力を減らしているわけです。そして
ロシアは天然ガス等を売ってなんとかやっているわけですが、ウクライナには欧州に
天然ガスを送るためのパイプラインがあります。もちろん、送る天然ガスはロシアの
ですが。
そんな環境ですから、どう考えてもウクライナをロシアは手放したくない。欧州にし
てみればウクライナを仲間にして天然ガスの販売では利を得たいと考えているわけで
す。そんなわけで色んな要素が絡んで非常に面倒な気がしています。この他にも
天然ガスのパイプラインが新規完成したのですが、もしロシアが戦争すれば、この
パイプラインの稼働もストップし制裁を加えると欧州は言ってるそうです。まだ、稼
働もしていないパイプラインなわけですが。どうでも正直良いのですが、本当に面倒
臭い。向こう方々って本気で皆で仲良くという考え方がないんだなとつくづく思いま
す。
自分が好きな国際政治学者・藤井厳喜先生によればアメリカ大統領バイデン、フランス
大統領マクロン、そして・英首相ジョンソンは全員本当は原発復活派。彼らは安価な
ロシアの天然ガスが欧州に流れ込み、原発が潰れるのを嫌がっているそうです。これも
私にしてみれば「?」なんですけどね。一般人の私からすれば普通の家庭が安心して
生活出来れば良いわけで。雑談が増えました。ともかくこんな状況で結構面倒な思惑
が絡み、今回のような現況になってるそうです。言葉がでませんね。