学校でも一般的な資源開発の講義を専門に受けてきましたし、更に社会人になってから
は特に石油や天然ガス等の資源開発に関する専門情報はそれなりに得てきていました。
その中に水素の利用の話はほぼ入っていませんでした。それが自分が40代位になってか
ら日本でも水素の利用技術の話が相当出てきていました。ただ、水素は非常に小さいの
で漏れやすいということから貯蔵やパイプラインでの輸送で大きな技術課題が残ったま
まなのは知っていました。そうは言いながらも将来のクリーンなエネルギーとして研究
が国内でも進められていたわけです。
そんな状況が続いていたわけですが、数日前に例のビルゲイツ氏が地中水素の開発に
多額の資金を投資しているとニュースが出て、ああ、またかと思った訳です。多分で
すが、彼らのような莫大な資金を持った投資家が今の世界を儲けのために牽引してい
くのは目に見えているので、そう思った訳です。ちなみにコロナの件もその世界発生
の数年前に彼がコロナの世界流行、所謂バンデミックを予想していたと言いますから
本当かどうかは確かめようがないですが、バンデミック発生に彼も大きく関係してい
たかもと自分は勝手に思っています、1つだけ忘れてはいけないのが元々の発想から
して世界の人たち、特に西洋人らの世界の富を所有している数パーセントの超トップ
の方々は日本人とは全然違う思想であることです。そう、根底には自分ら以外は支配
か奴隷にして良い生活を続けていこうと言う発想は今も消えていないと自分は踏んで
います。誤解だと言う方もいるでしょうが、世界は絶対に薔薇色なんかではないので。
さて、お話を地中水素の開発に戻すと現状、世界中では年間1億トンもの水素の消費が
あり、それらは天然ガスから生成されているようです。現状、米国も水素は二酸化炭
素を排出しないクリーンエネルギーとして莫大な資金を投入してるとされていますか
ら、それに彼も乗ったということでしょう。米国内では2021年でもゼロカーボンエネ
ルギーに対して1キログラム当たり3ドルも税金控除をしているそうです。また、研究
を実際にしている大学のコメントでは地下には数兆キログラムの水素は自然に埋蔵さ
れており、水素1キログラム当たり1ドルの価値があると推定しています。
こんなわけで彼らのメッセージからすると実際に数年後には地中水素の開発が商業化
されると言っていますから、それは多分可能性が大なのでしょう。そんなわけで日本
も彼らの大きな動きに上手に対応していく必要があります。なんせ燃料電池には水素
は絶対に欠かせないので。